『ドライブ・マイ・カー』と濱口竜介監督|トロントと日本を繋ぐ映画倶楽部【第33回】
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』がカナダでお披露目されたのは、昨年9月の第46回トロント国際映画祭(TIFF)でした。TIFF開幕前に濱口監督にインタビューした記事が9月号に掲載されたので、読んでくださった方もい
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』がカナダでお披露目されたのは、昨年9月の第46回トロント国際映画祭(TIFF)でした。TIFF開幕前に濱口監督にインタビューした記事が9月号に掲載されたので、読んでくださった方もい
先月、アイヴァン・ライトマン監督の訃報が伝えられました。米カリフォルニア州の自宅で、現地時間の2月12日夜、就寝中に息を引き取ったとのことでした。1980年代から90年代を中心に数多くのコメディ映画をヒットさせたライト
みなさま、今月号の塩田明彦監督のインタビューは読んでいただけましたか。実は、またもや私がお話を伺ってきました。塩田監督の新作『麻希のいる世界』が東京フィルメックスで上映されると聞いたら、そりゃもう直接お話を聞きたくなる
みなさま、今月号の吉田恵輔監督のインタビューは読んでいただけましたか。実は、また私がお話を伺ってきました。だって、日本で今年公開された邦画の中でベスト級に良かった『空白』や『BLUE/ブルー』を撮った吉田監督が、東京国
トロント国際映画祭の主催団体TIFFは、以前から多様な映画人の育成に取り組んでいます。女性、有色人種、2SLGBTQ+、先住民族といったマイノリティを積極的に支援し、白人や男性が優位の社会で、自然に任せていると取り上げ
『スーパー!』でジェームズ・ガン監督を初めて知り、大興奮した2010年のトロント国際映画祭(TIFF)では、他にも興奮する出来事がたくさんありました。そんなわけで、今回も2010年の昔話の続きです。 前年の2009年
2009年に初めて行ったトロント国際映画祭(TIFF)にすっかり魅了され、また来年も来よう!と決意してから1年。2010年に再び訪れたTIFFが、その後たびたびTIFFのためにトロントを訪れることになる決定打でした。そ
コロナ禍が続く今年、トロント国際映画祭(TIFF)のために日本から渡航できるのかさっぱりわからないから昔話をしてみようか、ということで、私が初めてTIFFへ行った2009年の話をもう少し引っ張ります。 2009年のT
コロナ禍が続く今年、トロント国際映画祭(TIFF)のために日本から渡航できるのかさっぱりわからないから昔話をしてみようか、ということで、2009年に私が初めてTIFFへ行くことを決め、事前に十分なチケットを確保できない