【第16回】国際結婚と財産:自宅の権利は?|カナダの国際結婚・エキスパート弁護士に聞く弁護士の選び方

前回、オンタリオ州では、夫婦が別居する際には、婚姻財産を均等に分けることが法律で定められていることを紹介しました。また、夫婦が暮らした自宅は、常に婚姻財産と見なされ、夫婦が同等の権利を有することにも触れました。 今回
前回、オンタリオ州では、夫婦が別居する際には、婚姻財産を均等に分けることが法律で定められていることを紹介しました。また、夫婦が暮らした自宅は、常に婚姻財産と見なされ、夫婦が同等の権利を有することにも触れました。 今回
夫婦が別居するときには、婚姻中に作った財産を同等に受け取る権利があります。日本ではこれを財産分与といいますが、夫婦双方が権利をもつ財産を別居に際し清算するわけなので「婚姻財産の清算」と呼ぶべきなのかもしれません。 し
結婚や離婚に関する約束事を同意書にする時、夫と妻が別々の弁護士を雇い、それぞれの法的権利について説明を受けることが大切です。弁護士のアドバイスを受けずに同意書に署名することは、自身の権利を放棄することになるばかりか、後
マリッジ·コントラクトとは、一般にプリナップと呼ばれる婚前契約で、離婚時の金銭問題から生じるストレスを軽減することを目的としています。 TORJA誌上でも、幾度となくマリッジ·コントラクトについて紹介してきましたが、
新型コロナウイルスの感染拡大は、「コロナ離婚」なる新現象を生み出しました。世間ではこれを「在宅勤務などで夫婦が一緒に過ごす時間が増えたことで、性格や価値観の違いが表面化し離婚が現実化すること」と定義しています。 国際結
カナダで子育てをしている日本生まれの女性が国際離婚に瀕するとき、 離婚=子どもを連れて実家に帰る という、彼女らの意識に刷り込まれたシナリオが崩れ去ることがあります。 国際結婚した女性たちの間でハーグ条約について語ら
前回、子どもと一緒に海外旅行するときに所持したいトラベルコンセント(渡航同意書)について紹介しました。今回は、日本への一時帰国ではなく、離婚後の日本への移住(リロケーション)について考えてみましょう。 それにはまず、
国際結婚ならずともカナダで暮らす母親たちの間では、日本などへ母子で旅行する時には父親のトラベルコンセント(渡航同意書)を入手することが一般的になってきました。もちろん父子が国外に出る時にも母親のトラベルコンセントが必要
大きな反響があった第一弾の「カナダの国際恋愛マル秘テク」ですが、カナダにはカナダの恋愛ルールがあるらしく、戸惑う女性も多いと聞きます。 そんな実情を知るべく、今回の第二弾は、「彼女になるまでの4ステップ」をお届けします。