世界映画産業:中国の覇権に日本アニメはどう取り組むか|世界でエンタメ三昧【第82回】
コロナ下で世界一になった日本アニメと中国コメディ 2020年は映画業界にとって受難の年でした。春からの映画はコロナ影響で完全に上映停止、多くの映画館が1年以上にわたっての閉鎖となり、米中日の大手映画メーカー、映画館運営
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10年で時価総額80倍、80兆円超えの世界一ゲーム会社 世界最大のゲーム会社はどこでしょうか。任天堂でもソニーでもなく、それはテンセントです。現在売上8兆円規模、時価総額80兆円超の会社で、SNS(MAU8億人のQQ)
誰もが見たことがあるのに、もう誰もみなくなったエンタメ―「紙芝居」。子供時代は心ときめかせたのに、最近そういえば見ることがなくなった…と思っていたところに、ふと出会ったのは京都マンガミュージアムに常設された紙芝居屋でし
メディアを最大化する日本代理店、マスメディアとともに凋落 日本の広告代理店は、長いこと「メディアの代理店」と言われてきました。それは日テレ、TBSといったテレビ局の設立にも大きくかかわった電通の吉田秀雄が作り上げたモデ
日本で売れていないマーベル作品 第75回でマーベルの設立から2008年までの動きを追ってきましたが、今回はディズニー買収後のマーベルについて語ります。もはや日本でも知名度を確立したマーベル・シネマティック・ユニバース(
1940-60年代:「低俗メディア」アメコミのしがない編集者 ディズニーマーベルは世界中に響き渡っていますが、「スタン・リー」の名前を知る人は少ないかもしれません。2018年に95歳で亡くなった、マーベル・コミックの原
1兆円のプレミアリーグ(PL)を所有する10兆円資産の大富豪たち 昨今、日本のアニメ業界が外資マネーで活況を賑わしています。ネットフリックスやアマゾンが高額でアニメ配信権を購入し、bilibiliが出資で委員会に入り、
1983年―乱世大航海時代の家庭用ゲーム 日本では家庭用ゲーム機がこの20年間、毎年1千万台売れてきました。これはルームエアコンよりも多く、テレビと同じくらい、最近ではPCと変わらない出荷台数でもあります。もはや家電の
ソニーとパナソニック、4倍の差を作り出した1990年の分岐点 戦後のベンチャーの電機メーカーとして伍してきたソニーとパナソニック、ただ成熟期に入ったバブル後の軌跡はあまりに対照的です。バブル期の1990年から10年ごと