第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

 ランゲージブローカーとは耳慣れない言葉です。移住した国で、現地語がわからない親に代わって、言葉を話せ文化を理解するようになった子どもが、学校や社会のあらゆる場面で親やコミュニティーのために通訳をすることです。言葉を話せ

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

 ちょっと過激なタイトルになりましたが、日本の社会的習慣である、たった数年早く生まれた兄や姉を「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」と呼ばせることは本当に必要なのでしょうか?実は、姉兄だから、弟妹だからと、生まれた順番で役割を押

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

 私のコラム読者には海外永住だが自分の子どもに日本語を話してほしいと願う親御さんも多いでしょう。子どもに自分の言葉を伝えたいと思うのは自然なことです。ただ、これが海外だとたいへん難しく、日常必要のない日本語を進んで学ぼう

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

 わが家の日加ハーフ2人の子どもたち(現在成人)はどちらも小学1年生から高等部卒業まで12年間トロント補習授業校に通いました。結果は行かせて正解でした。ハーフでも補習校高等部を卒業できます。でもどうやって?そしてハーフな

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

 カエデの子どもたちは現在カナダの大学生です。今月号では子育てや教育を振り返り、10項目について日本とカナダの特徴を比較してみたいと思います。 ①夫の家事育児参加  夫の家事育児参加を比較すると、日本人男性の家事育児時間

12歳以下の子育てに携わる方必見!コロナ禍での子育てと心のケアセミナー | 6月12日

12歳以下の子育てに携わる方必見!コロナ禍での子育てと心のケアセミナー | 6月12日

カナダ全国から視聴可能 | JAMSNETカナダ(カナダ邦人医療支援ネットワーク)主催 カナダ邦人医療支援ネットワークの「JAMSNETカナダ」は、6月12日(土)に「コロナ禍での子育てと心のケア」オンラインセミナーを1

第15回 日系国際児のアイデンティティ: わが家の場合|カエデの多言語はぐくみ通信

第15回 日系国際児のアイデンティティ: わが家の場合|カエデの多言語はぐくみ通信

 日本人と外国人の親から生れる子どもを日系国際児と呼びます。カエデの子どもたちも日本とカナダの国際児です。祖国を2つ持つ彼らのアイデンティティはどのように形成されるのでしょうか?成人した子どもたちに日本語で聞き取り調査を

第14回 子どもを偏見のない人に育てるには|カエデの多言語はぐくみ通信

第14回 子どもを偏見のない人に育てるには|カエデの多言語はぐくみ通信

 去年から今年にかけて「差別」という言葉をよく聞きます。ブラックライブズマターやコロナ禍でのアジア人女性への暴行に見る人種差別。今年は森喜朗氏の女性蔑視発言や、なかなか進まない選択制夫婦別姓問題があり、先日はメーガン妃が