第32回 移民2世が現地生まれカナダ人より年収が高いのはなぜ?|カエデの多言語はぐくみ通信

第32回  移民2世が現地生まれカナダ人より年収が高いのはなぜ?|カエデの多言語はぐくみ通信

 近年カナダでも、移民が自分たちの仕事を奪っているという右傾ポピュリストの発言を信じ、移民を非難する人が増えてきたように思います。事実、移民子弟の高等教育への進学率はカナダ生まれの人より高く、それが収入に影響しています。

第30回 日本のセクハラ文化から子どもを守るには|カエデの多言語はぐくみ通信

第30回  日本のセクハラ文化から子どもを守るには|カエデの多言語はぐくみ通信

 職場でのセクハラやパワハラを告発する女性たちが増えてきました。SNSで個人が発信できるようになったからでしょう。今まで口封じをされていた女性たちがパンドラの箱を開けたようです。 日本でも告発を始めた被害者たち  ハリウ

第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

 ランゲージブローカーとは耳慣れない言葉です。移住した国で、現地語がわからない親に代わって、言葉を話せ文化を理解するようになった子どもが、学校や社会のあらゆる場面で親やコミュニティーのために通訳をすることです。言葉を話せ

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

 ちょっと過激なタイトルになりましたが、日本の社会的習慣である、たった数年早く生まれた兄や姉を「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」と呼ばせることは本当に必要なのでしょうか?実は、姉兄だから、弟妹だからと、生まれた順番で役割を押

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

 私のコラム読者には海外永住だが自分の子どもに日本語を話してほしいと願う親御さんも多いでしょう。子どもに自分の言葉を伝えたいと思うのは自然なことです。ただ、これが海外だとたいへん難しく、日常必要のない日本語を進んで学ぼう

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

 わが家の日加ハーフ2人の子どもたち(現在成人)はどちらも小学1年生から高等部卒業まで12年間トロント補習授業校に通いました。結果は行かせて正解でした。ハーフでも補習校高等部を卒業できます。でもどうやって?そしてハーフな

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

 カエデの子どもたちは現在カナダの大学生です。今月号では子育てや教育を振り返り、10項目について日本とカナダの特徴を比較してみたいと思います。 ①夫の家事育児参加  夫の家事育児参加を比較すると、日本人男性の家事育児時間

カナダの闇|特集「カナダの光と闇」

カナダの闇|特集「カナダの光と闇」

 「住みたい国ランキング」「住みやすい都市」で常に上位にあるカナダとその主要都市。しかし、そんなカナダでもいいことばかりではない。今回は政治・歴史・教育など幅広いジャンルと視点から「闇」に迫ってみたい。 01 先住民の人