第23回 子どもの興味を見つけるって難しい|カエデの多言語はぐくみ通信

第23回 子どもの興味を見つけるって難しい|カエデの多言語はぐくみ通信

 年の初めに新しいことを始める人も多いでしょう。親も、子どもの将来が実り多いものになるようにと、習いごとをさせたり、スポーツクラブに入れたり、イベントに連れ出したりと、とても頑張ります。ただ、子どもの興味をそそるものを見

第22回 海外にもいる?1人外食ができない女性|カエデの多言語はぐくみ通信

第22回 海外にもいる?1人外食ができない女性|カエデの多言語はぐくみ通信

 学校や職場で友達ができず、1人で昼食を摂るところを周りに見られることがストレスとなり、ランチを摂らなかったり、「便所飯」をするまでになる心理状態になる人がいるようです。これって日本だけなのでしょうか。海外でもランチを1

第21回 認知症で現地語を忘れたらどうする?|カエデの多言語はぐくみ通信

第21回 認知症で現地語を忘れたらどうする?|カエデの多言語はぐくみ通信

 私も含め海外在住者は、老後も移住先で余生を送ろうと考えている人が多いと思います。しかし、もしかしたら認知症になって現地語を忘れるという現実が待っているかもしれません。自分は大丈夫と本当に言いきれるでしょうか。 病院や介

第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

第20回 子どもが親の通訳になるランゲージブローカー|カエデの多言語はぐくみ通信

 ランゲージブローカーとは耳慣れない言葉です。移住した国で、現地語がわからない親に代わって、言葉を話せ文化を理解するようになった子どもが、学校や社会のあらゆる場面で親やコミュニティーのために通訳をすることです。言葉を話せ

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

第19回 「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉は必要か|カエデの多言語はぐくみ通信

 ちょっと過激なタイトルになりましたが、日本の社会的習慣である、たった数年早く生まれた兄や姉を「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」と呼ばせることは本当に必要なのでしょうか?実は、姉兄だから、弟妹だからと、生まれた順番で役割を押

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

第18回 海外で日本語を継承することについて考える|カエデの多言語はぐくみ通信

 私のコラム読者には海外永住だが自分の子どもに日本語を話してほしいと願う親御さんも多いでしょう。子どもに自分の言葉を伝えたいと思うのは自然なことです。ただ、これが海外だとたいへん難しく、日常必要のない日本語を進んで学ぼう

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

第17回 ハーフでも補習校ってだいじょうぶ?|カエデの多言語はぐくみ通信

 わが家の日加ハーフ2人の子どもたち(現在成人)はどちらも小学1年生から高等部卒業まで12年間トロント補習授業校に通いました。結果は行かせて正解でした。ハーフでも補習校高等部を卒業できます。でもどうやって?そしてハーフな

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

第16回 子育てと教育を日加比較してみた|カエデの多言語はぐくみ通信

 カエデの子どもたちは現在カナダの大学生です。今月号では子育てや教育を振り返り、10項目について日本とカナダの特徴を比較してみたいと思います。 ①夫の家事育児参加  夫の家事育児参加を比較すると、日本人男性の家事育児時間

第15回 日系国際児のアイデンティティ: わが家の場合|カエデの多言語はぐくみ通信

第15回 日系国際児のアイデンティティ: わが家の場合|カエデの多言語はぐくみ通信

 日本人と外国人の親から生れる子どもを日系国際児と呼びます。カエデの子どもたちも日本とカナダの国際児です。祖国を2つ持つ彼らのアイデンティティはどのように形成されるのでしょうか?成人した子どもたちに日本語で聞き取り調査を