カナダ・トルドー首相 ワクチン開発まで自己隔離の規制が“New Normal”になると明言 | 新型コロナ

カナダ・トルドー首相 ワクチン開発まで自己隔離の規制が“New Normal”になると明言 | 新型コロナ

現在の自己隔離の規制は数ヶ月続く可能性がある

トルドー首相は毎日の定例会見で、現在の自己隔離の規制は数ヶ月続く可能性があるとし、ワクチンが開発されるまではこの状況が“正常”であるということを受け入れるべきであると述べた。カナダは新型コロナウイルスの感染そして拡大が他国と比べ比較的後発であったことから、今からどのような経緯を辿るかは国民一人一人にかかっていると国民に語りかけた。

政府は、感染のピークにはまだ達していないが、第一の波が数ヶ月で収束が見えれば、ある程度の経済活動の再開を望んでいるとした。保健当局は4月16日までに最悪のケースで700人の死者と3万1850人の感染数を予測しており、現在の厳重な規制などを考慮すると長期的な予測モデルでは1万1000人から2万2000人の死者数が計られるのに対し、もし何も規制がない状態では死者数は30万人にも及ぶかもしれないとしている。

また、第一の波は夏まで継続が見られるとも予想しているとした。

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