カナダでも安心健康生活!野菜・果物で医者いらず?

カナダでも安心健康生活!野菜・果物で医者いらず?

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野菜・果物で医者いらず?

野菜・果物に関する民間療法の例

昔から言い伝えられてきた民間療法の多くは、経験則に基づいたものだけでなく、近年科学的にも様々な研究がなされている。「治療」という意味では効果はまちまちであるような研究結果が多いが、効果が期待されるものもある。例えば、
・キウイフルーツを食べると血圧が下がる。
・辛い咳には、玉ねぎを半分に切ってベッドの横に置く。
・喉が痛い時は、加熱したネギを喉に巻く。
・膀胱炎の予防にクランベリージュースを飲む。
・軽いやけどにはアロエを塗る。(菌感染には注意!)

日本では胃腸の調子が悪い時は「おかゆ」だが、欧米では「チキンヌードルスープ」が定番。どちらも身体を温め、適度の塩分が取れる。吐き気には生姜が良いというのは有名。日本でははちみつ生姜湯だったりするが、欧米ではジンジャーエール!中身は同じ生姜である。

民間療法は自然・代替医療の一部と考えられることも多く、近代医療や伝統医学など、多種多様のものを組み合わせ総合医療と捉えることができる。

先日、日本の両親がカナダに遊びに来た。一緒に外食を楽しんだ後、母は小さいジップロックを取り出した。その中には血圧を下げる薬、ブルーベリーエキス入りサプリなどなど、なんやかんやと様々な錠剤を取り出し、慣れた様子で飲み込んでいた。「このブルーベリーが良いねん」とか、うさん臭いテレビショッピングのような演説が延々と続いたが、ほんの2年ほど前に私が日本に帰国した時には、母は青汁にはまっていたことを思い出した。

「野菜や果物は体に良い。」そんなことは昔からの言い伝えがあったり、特に健康に特化した雑誌やテレビ番組でなくても、普通のファッション誌や情報番組でもよく取り上げられている。日本ではトクホと呼ばれる特定保健用食品のマークの付いた「健康の保持増進機能」を宣伝文句とする野菜ジュースなども売られており、もはや「野菜や果物は体に良い。」というのは常識と言っても過言ではない。それを逆に宣伝として利用している、〇〇エキスのサプリメントや飲み物などが人気を集めている時代である。

体に良いということは分かっているが、カナダでは特に新鮮な野菜や果物は高価である。オーガニックなどと宣伝しているスーパーはリンゴ1個で2ドル以上することもある。野菜を何種類も使い、デザートにフルーツをなどという家庭料理は、意外に贅沢な暮らしなのかもしれない。下記は日本の厚生労働省・農林水産省が出している、理想の食事バランスガイド。

日本が食育を推進するウェブサイト(www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi)には、様々なレシピが載っているが、主食に主菜、副菜などなど、一体何品作らないといけないのかと、実践する気にすらならない。その結果、2人の幼児を抱える我が家では、白米+野菜・肉の炒め物の一品料理が毎日繰り返されている。そして、サプリメントでも飲んでおけば良いかという結論に至ったりする。

体調を崩した時は、どうだろう?海外に住んでいると、医師を受診することを躊躇する要因が多くある。英語で受診するのは不安、医師の予約がなかなか取れない、長時間待たされるらしい、保険金申請が面倒、その前にどこに行けば良いかすら分からないという人も多い。そんな時、ビタミンCが風邪に良いらしいとオレンジジュースを飲む、下痢にはニンニクが良いらしいとニンニクのしぼり汁を飲む、そのような民間療法で症状が軽くなる場合もあるかもしれないが、それでは対応できないことだってある。素人がこの境界線を見極めるのは難しい。

野菜や果物の摂取は、予防的に様々な効果が確認されている。これから寒くなるにつれ、根菜類を食べることで体を温めるなど、旬のものを食べることでその時期にかかりやすい病気を防ぐと言われている。果物・野菜の各種成分=病気を完治させる・病気に効くというのではなく、バランスよく食べることで抵抗力を高め、病気にかかりにくい強い体を作ると考え、それでも調子が悪くなったときには適切な治療を受けることが必要。海外で暮らす上で、渡航前・直後まず一番に確認したいことは、身体が不調の時に受診できる医療機関はどこか、高額の医療費を払えるか又は保険には加入しているか、そしてその保険はいくらまで・どんな項目が適用なのか、緊急の場合はどこに連絡すれば良いかなど、いざという時の為にまず確認しておいてほしい。

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