学生が運営するレコード会社に所属していたアーティストのミュージックビデオ撮影がキャンパス内で行われた。私もソーシャルメディアマネージャーとして参加し、お手伝いもさせてもらった。ちなみに、今回撮影したアーティストの名前はNajjah Caliburで、トロントを拠点に活動しており、ヒップホップ、ハウスミュージック、ファンクなど様々な音楽をこなしている。彼は人柄もとても良く、底なしに明るく、全セメスターを通して私たち学生との活動に積極的に参加してくれた。
ミュージックビデオ撮影の経験は初めてで、昔からずっと参加してみたかったため、最初から最後までワクワクしていた。自分の役割を忘れないよう動きながらも、時々子供のように目をキラキラさせている場面も正直あった。カフェテリア、教室、廊下などキャンパス内の様々な場所を巡りながら撮影し、私が知らなかった場所も使っていた。私よりもキャンパスのこと知っているのでは？と思う程、事前調査が抜かりなく、驚いたのを覚えている。
こんな私にも、ここはこうする予定だったんだけどこうした方がよくない？どう思う？と声を掛けてくれた。とても嬉しかったが、その時の感情で発言したことを後悔していた。あ〜責任感ない発言だった、ただ楽しんだままの感情で言ってしまった、もっとちゃんと考えるべきだったと思ったが、撮影終わりに、監督の方から笑顔で、新鮮なアイデアをありがとう、一緒に撮影できて本当に良かったと声を掛けて下さり、何とも言えない気持ちになった。さらに、この場を心から楽しんでいる表情が本当によかったし、私も久々に学生に戻ったような気分になってとても楽しかった、とも言ってくださった。良い言葉を掛けられすぎではないか？と思ってしまったが、正直に喜びながらも、自分の中での反省点も忘れず、次に生かせる機会を得ることができるよう頑張りたいと思った。
今回撮影した曲のタイトルは“Friends”である。MVはいずれYouTubeで公開される予定のため、また報告したいと思う。トロントやオシャワ出身のアーティストを少しずつ知っていくことが楽しく、これからそのことについてもシェアしていけたらと思う。
Najjah Calibur https://najjahcalibur.com/