サバのサクサクアーモンドパン粉焼き|うんちく好きシェフのかんたんレシピ

「秋ナスは嫁に食わすな」と言う格言は、よく知られている。調べてみると、嫁に食べさせたくないものは、ことの他多い。秋サバや秋かますも、嫁に食わすなリストに載っている。ちなみに「五月わらびは嫁に食わすな」なんて言うものもある。これらの格言を、どの様に解釈するかは意見が分かれるところだ。単なる「嫁いびり」と取る向きもあるが、アクの強いもの、傷みやすいものの食べ過ぎに対する戒めとも思える。いわんや、人の言うことをどう捉えるかは、その人次第である。

私が家でゴロゴロしていると妻は、「また昼寝してる。」と小言を言うが、「オンとオフの切り替えが上手ね。」と言っていると捉えることにしよう。「子供達の面倒をもっと見てよ!」と怒っている際には、放任主義を貫ける私を褒めていると思うことにしよう。

今月は、秋鯖のサクサクアーモンドパン粉焼きを、ご紹介いたします。これから脂がのってくるサバを、色々な方法で食べようではありませんか‼ 塩焼きや、味噌煮だけではもったいありません。サクサクアーモンドパン粉は、他の魚や肉にも使えます。ぜひお試し下さい。

さあ書き終わった。ビールを飲んで昼寝としよう。きっと妻が「オンとオフの切り替えが上手ね。」と褒めてくれるに違いない。

そんな訳は無いか…。

サバのサクサクアーモンドパン粉焼き

材料:4人前

  • サバ 4フィレ
  • オリーブ油 大さじ5
  • ニンニク (半割り) 3片
  • パン粉 25g
  • スライスアーモンド 25g
  • レモンの皮 (すりおろし)
  • 塩、パセリ 各少々
  • マスタード 少々

下準備:スライスアーモンドを325℉のオーブンで、キツネ色になるまでローストする。

1 ニンニクとオリーブ油をフライパンに入れ、キツネ色になるまで弱火にかけ、ニンニクを取り出す。
2  1にパン粉を加え カリカリになるまで弱火で炒る。火から外しアーモンド、パセリ、レモンの皮を加え、塩で味を付ける。
3 サバを焼き 、皮目にマスタード少々をぬり、2をまとわせる。好みの皿に盛り付け、煮詰めたバルサミコ酢(分量外)を添えて出来上がり。


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