バンクーバーの高校の卒業式ってどんな感じ!?|UBC女子大生がおくるバンクーバーライフ

私はカナダ、バーナビー地区にある高校に3年間留学し卒業しました。海外の卒業式といえば、ガウンを着て、帽子を投げて、、と華やかなイメージがありますよね。まさにその通り!(笑)ということで今回は私が通った高校の卒業までの流れなどをシェア出来たらなと思います。

まずGrade 12 (高校最終学年)になって初の行事が卒業写真の撮影会。卒業アルバムに載る写真を含め、家に飾る用の記念写真を撮ります。私たち学生が、指定されている写真スタジオで予約を取って、ピン写真と家族や友達との写真も撮ってもらいます。フォーマルドレス(基本黒)を着て現場に向かい、この時点ではガウンと帽子はスタジオから借りて写真を撮ります。冬休みが明けたくらいに自分のサイズのガウンと帽子が配られます。貰ったときに、ついに卒業するんだなとドキドキしていたのを覚えています。

ローカルの高校生たちはこういった撮影会となるとこれでもか!ってくらいおしゃれします。女の子はイベントごとにドレスやヒールを買い、メイクも髪のセットも完璧に仕上げてきます。普段学校に行くときはジャージやカジュアルな格好ですが、見違えるくらいみんな綺麗です。私もこの習慣に慣れたため、撮影会と卒業式の前は友達とショッピングに行ったり、一緒にヘアアレンジをしに行ったりしました。

卒業式は学校地区によって変わりますが、早いところで5月後半、一般的には6月半ばから後半にかけて行われます。私は5月後半にあり、生徒数が多すぎるので、大きなスポーツセンターのアリーナで開催されました。本番前には、日本の卒業式と同じでリハーサルもありました。

卒業式本番。朝から気合を入れて髪の毛をセットしてもらい、メイクもしっかりして着替えて準備万端!開始数時間前なのに、すでに会場には家族・親戚・友達が席を確保するのに長蛇の列ができていました。そら生徒も多ければ家族の人数も多いわって感じでした(笑)

何回も繰り返しますが、人数が多すぎるため、卒業式自体ほとんど流れ作業で、一人ずつ名前が呼ばれて舞台に上がり卒業証書を受け取り、校長先生と握手するという感じでした。また舞台から降りた後は、卒業証書とその他表彰されたものをもって写真撮影コーナーがありました。この流れで自分の晴れ舞台の持ち分がきっと10秒ちょっと(笑)。最後にみんなで一斉に「Congratulations! Class of 2018! 」と叫び帽子を投げました。(そのあと自分の帽子を探すのに大変でした…。)

ガウンの外に首にかけている黄色の紐は成績優秀者に配られるもので、(自慢になりますが)私もいただくことができました!

私の両親は、私の名前が呼ばれ写真を撮ろうと思ったら、歩き続けているし次から次へと人が来るため一瞬で舞台からいなくなったといっていました。

(笑)卒業式が終わったのが夜の9時くらいで、無事に高校卒業したんだと安心してすぐに寝たのを覚えています。

このような貴重な体験をさせてもらい、いつも私のことを支えてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも大学でしっかり勉強し、いつか両親に恩返しできるように頑張ろうと思います。