日本からは羽生結弦選手、宇野昌磨選手、紀平梨花選手らが出場する予定だったフィギュアスケート世界選手権の開催が新型コロナウイルスの感染拡大により中止となった。新型コロナウイルスの影響でケベック州が最終判断するとされていたが、本日11日にWHO世界保健機構がCOVID-19をパンデミックと宣言をした。
これまで大会主催者は開催予定と発表してきたが、3月9日の時点で開催地のケベック州政府保健省のダニエル・マッケン氏が、開催の許可を出すか検討に入ったと述べ、中止の可能性について報じられてきた。
一部報道によると大会観戦のための日本からの渡航者は3000人もいると言われており、日本からのチケット購入者数をある程度主催者側が把握していたのであれば、開催の可否に対する判断のタイミングに疑問を抱かざるを得ない。
なお、国際アイスホッケー連盟が３月３１日からカナダ・ハリファックスで開催予定だった女子世界選手権を7日の時点で中止すると公表していた。