カナダのジャスティン・トルドー首相の妻、ソフィー・グレゴワー・トルドー夫人は3月中旬に新型コロナウイルスの感染が確認されたが、現在は回復し、今週からCOVID-19パンデミックの中でのメンタルヘルスに関するポッドキャスト“WE Well-Being”の配信を始めた。
プログラムは45分間で著名人やメンタルヘルス専門家がゲスト出演し、困難な状況から復活するパワーや思春期の脳の発達、辛い時や大変な時に直面している若者とどう向き合っていくかなど、回ごとに違う特定のテーマに沿って話し合い、最後に医療専門家からテーマに関する意見や見解を交えながら締めるという形になっている。
元フィギュアスケート代表のテッサ・ヴァーチュ選手やトルドー首相の母であるマーガレット・トルドーさんも登場
著名人の中には元オリンピックボート代表のシルケン・ナウマン選手や元フィギュアスケート代表のテッサ・ヴァーチュ選手、元NFLのエセラ・トゥアオロ選手に加え、3話ではソフィー氏の義母(トルドー首相の母)で自らの経験を生かしたメンタルヘルスを提唱した本を出版する経験を持つマーガレット・トルドーさんも登場した。
ソフィーさんは、チャリティー団体「WE」が若者や保護者、教育者のためにコミュニティーや自らの健康的なメンタルヘルスを促進することを主に目的として創設したプログラム“WE Well-being”のアンバサダーである。
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このポッドキャストを通してメンタルヘルスに関するスティグマの撲滅や心身ともにさらに社会的にも健康な状態を促進するためのヒントなどを提供したいと述べた。そのためにも彼女はまだまだ社会的にタブーと考えられるメンタルヘルスに関する事柄にも触れたり、自分たちの考え方や会話の仕方を広げたり、感じ方を多様にしていくことが自らのミッションであると述べている。
このポッドキャストは、we.org/wewellbeingpodcast やiTunes、Spotifyなどといったメジャーなプラットフォーム上でもダウンロード可能である。