あなたのスマホは大丈夫?夏のトラブル対策!|カナダのけーたい屋さんが教えてくれる“海外携帯電話事情”【第38回】

あなたのスマホは大丈夫?夏のトラブル対策!|カナダのけーたい屋さんが教えてくれる“海外携帯電話事情”【第38回】

日も長くなり外に遊びに行く機会も増えたと思いますが、夏のスマホ準備はいかがでしょうか?スマホが熱くなってしまった!急に電源がつかない!など困った時の対策をまとめました。

1.スマホが熱を持ってしまう原因は?

処理速度が遅くなった、充電出来ない、カメラや機能が作動しないなど、夏にスマホがなんだか調子が悪いという体験はありませんか?

夏は気温の上昇に伴い熱くなったスマホの温度が冷めにくいという状況が発生します。スマホはパソコンと違い本体にファンが入っていないので、端末からの自然放熱に頼るしかありません。

本体が熱くなり過ぎない様に実は温度センサーが搭載されており、ある程度の温度になった場合はセーフティー機能が働く様に設計されています。これ以上本体の温度が上がらない様にバッテリー給電をストップしたり電源がオフになったりしますが、この状態の時はスマホが自分自身を守っていると理解して頂くと良いでしょう。

2.トラブル回避するには?


直射日光が当たる場所での動画アプリなどの使用は控えて下さい。充電しながらの利用もNGです。それでもスマホの本体が熱くなってしまった場合は、すぐにスマホの電源をオフにしましょう。もし充電中に熱くなった場合もすぐに充電を中止して下さい。

特別な事をする必要はありませんが、スマホ本体の熱が上手に逃げられる様に涼しい所で自然に冷ましてあげましょう。

スマホからSOSが出ている時は頑張りすぎの時なのです。熱を上手に逃がせる様にしっかり休ませてあげたらまた元気に動いてくれる様になります。

3.水没時に絶対にやってはいけない事

夏のトラブルで多いのは水没です。プールや海の他、ラフティング中にスマホを落とした方(実話です)もいらっしゃいます。防水対応の端末もありますが、完全にウォータープルーフのものは無く、ある一定の基準で30分まではOKなどのスペックですので頼り過ぎない様にしましょう。

水没時は絶対に電源を入れてはいけません。基盤がショートすると二度と電源が入らなくなってしまいます。中の水分が完全に乾くまで少なくとも一週間はそのままにして下さい。

スマホは暑い所寒い所、両方苦手です。人間が快適だと感じる温度がスマホも快適だと感じる温度ですのでぜひ気を付けてあげて下さい。万が一の為のデータバックアップもお忘れなく!上手に対策してみなさま楽しい夏をお過ごし下さい。