バンクーバーの観光名所のスタンレーパーク 乗用車の乗り入れを禁止 | 新型コロナ・ブリティッシュコロンビアニュース

バンクーバーの観光名所のスタンレーパーク 乗用車の乗り入れを禁止 | 新型コロナ・ブリティッシュコロンビアニュース

一般車の乗り入れを4月8日から禁止

「スタンレーパーク(Stanley Park)」は北米の公園トップ10に入る大きさで年間800万人以上が訪れるバンクーバーの観光名所として知られるが、新型コロナの感染拡大とその対策が取られている中、バンクーバー公園委員会は一般車の乗り入れを4月8日から禁止した。

これは公園内だけでなく、公園までのアクセスポイントも乗用車の立ち入りを阻むようブロックがされ、バンクーバー警察とパークレンジャーの配置もされるという。すでにスタンレーパークも含めた市内の全ビーチや公園の駐車場が閉鎖され、散歩などは近所までに留めるよう規制がされてきているが、その規制をさらに厳しくする動きだ。

自転車使用者は乗用車用道路を利用するように

また、スタンレーパークの自転車使用者は乗用車用道路の利用が呼びかけられている。これは公園を訪れる人口をさらに減らし、歩行者とサイクリングをする人がお互いに物理的距離を取りやすくするためだという。

1600件の警告

現在までに25人のスタッフが園内の混みやすい場所に配置されたが、その結果、物理的距離を保つよう1600件の警告が出された。委員会は、晴れている日の日中など公園が混みやすいと予想される時間帯の訪問は避けるように警告している。

本文=TORJA特派員 川田英奈

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