【アップデート】カナダを除外。外務省発表の「新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)」

外務省が3月7日13時に更新した「新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)」のリストによると、入国後に行動制限措置がとられている国・地域に含まれていた「カナダ・オンタリオやケベック含む9州」をリストから削除していることがわかった。

外務省は、該当ページの注意事項で、「入国後の行動制限については,国籍を問わず全渡航者を対象にしている措置や自主的な対応を求めるものも含まれています。」と明記している。

先日まではカナダがリストに入り、当サイトだけでなく、NHKなど日本の主要メディアも日本人渡航者に対するカナダにおける入国後の行動制限について報じていた。

カナダ政府のサイトを確認するとこれまでと変わらず「リスク2」に区分されており、日本からの渡航者に対しての要望は変わっているように見えない。

なお、カナダではケベック州モントリオールで3月16日から羽生結弦選手などが出場予定のフィギュアスケートの世界選手権が開催予定で、日本からの渡航者が一部報道によると3000人にも及ぶと報道されている。

推測では、健康状態の自己モニターの要請についての解釈を変えたものと思われるが、現在、在カナダ日本国大使館など関係各所に問い合わせ中。他方で、外務省にはこれまで掲載していた国をリストから除外するならその除外した理由をきちんと明記・説明することを求めたい。