最近月に1回ぐらいはトロントに行くのですが、毎回ダウンタウンを通るたびに新しいコンドが増えていってるような気がして、いつの間にかCNタワーだったりTDのオフィスのビルなんかがコンドの陰に隠れてしまって見えにくくなっているような。
そして毎回思う…「高い、買えないって騒いでるのにこんなにいる!?というかこんなに人いる?」と。
それに伴いたくさんの日本食レストランが増えたなーと思うわけですよ。僕も今は日本食を出しているので勉強の為に色々食べ歩いてみるわけですが、自分の味に合うお店を見つけるのは難しいなと。味は人の好みなので好き嫌いはあるのですが。
先月もダウンタウンのラーメン屋さんで勉強させて頂いたりしたのですが、僕はやっぱり安定して美味しいところに行くとホッとします。ミシュランなんかを取ったレストランはもちろんすごいと思いますが、そういった昔からの味やお客さんを大事にしてるお店もそれと同じぐらいすごいことなんだと僕は思います。こういう不景気な時代だからこそ、そういうお店にいつまでも変わらずそこにいてほしいなと思います。
夏に食べたい!新鮮なコーンで作るコーンポタージュ
さて今回はよく夏に聞かれるコーンポタージュの作り方を紹介します。コーンポタージュはとても簡単でシンプルな分、素材の味にとても左右されます。
例えば季節外れのコーンを使ったり、冷凍のコーンを使ったりすると素材の甘みが出ません。砂糖を入れて甘味を調整することもあるのですが夏にファーマーズマーケットで出るコーンの味には到底届きません。
僕はこのコラムでファーマーズマーケットの凄さというものをたまに言いますが、本当に季節の野菜は味が全然違います。そして値段がスーパーで買うよりもお得。トロントや郊外にもたくさんあるので見かけたら是非行ってほしいです。
ワンポイント・アドバイス
コーンやアスパラガス、芯や硬い部分があるところもそうなのですが実はそこからも出汁が取れます。今回のコーンを煮込む時には芯の部分も半分ぐらいに折って入れて煮込むとクリームに香りが移ってより美味しいスープになります。
Corn Potage(コーンポタージュ)
材料(4人前)
- コーン 4本
- バター 大さじ1
- タマネギ 1個
- 塩 大さじ1
- クリーム 250ml
つくり方
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- コーンは粒を切り落として芯と粒に分けます。芯は半分におります。タマネギは薄くスライスします。
- 鍋にバターを入れ中火で温めます。泡が出てきたら玉ねぎを入れ柔らかくなるまで炒めます。
- 柔らかくなったらコーンと塩を追加して焦がさないように5分ぐらい炒めます。玉ねぎやコーンは軽く炒めることによって無駄な水分が飛ぶので甘みが増します。
- クリームを入れ、一緒に水もコーンがかぶるくらいまで入れます。一度中火で沸騰させ、弱火に落とし蓋をして30~40分柔らかくなるまで煮込みます(吹きこぼれに注意)。
- 柔らかくなったらコーンと液体を一緒にミキサーにかけ、スープ状になったら鍋に戻し塩で味を調整して完成です。もし甘みが足りない場合は砂糖を小さじ1杯ほど入れて一度沸騰させて味を調整してください。
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こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!