【29皿目】Bolognese(ボロネーゼ)|イケメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

6月に入ってやっと暖かさが安定してきて最近バックヤードや公園などでバーベキューをしている人たちがだいぶ増えてきます。そんな僕もバックヤードでステーキや焼き鳥を焼いたり。毎年この時期になると言っていますが、自分の家のバックヤードでバーベキューをするというのを海外に出る前は夢見ていました。それを毎年噛み締めております。そして人々は6月末になると学校も終わって夏休みに入るとコテージなんかに行き始めるのが北米ならではの夏の過ごし方。それと同時にパレードやフェスティバルが目白押し。カナダの夏は短いからみんな最初から全力で楽しみましょう。次はコテージを買うのが目標だー!!

ラザニアやパスタにも応用できる「ボロネーゼ」

さて今回は僕が子供のランチによく使うボロネーゼソースを紹介しちゃいます。個人的にもミートソース系が好きで色々試した結果このソースになりました。うちの子は野菜を大きく切ってしまうと残したりするのですが、タマネギやにんじんを細かく切ってひき肉と一緒に混ぜちゃえばすんなり食べくれます。

僕がいつもボロネーゼソースに使うおすすめのパスタソースがあるのでついでに紹介しておきます。Classicoというブランドのパスタソースでたくさんの種類があります。その中でもマッシュルームが入っているものをよく使います。僕はミートソースもそうですがシチュー系を使うときもマッシュルームをよく入れます。その理由としては、マッシュルームは旨味が強くほとんど水分でできているためシチューやスープの中に旨味が溶け込みやすいのでお気に入りの食材の一つです。

ボロネーゼは肉とソースを合わせるだけではなくて、数時間煮込むとひき肉自体も柔らかくなって肉の旨味もソースに溶け込むのでより美味しくなります。

ワンポイント・アドバイス

僕はいつも大鍋で作って冷ました後に小分けして冷凍して必要な時に必要な分だけ取り出します。特に朝は前日の夜に冷凍庫から出しておけばパスタを茹でてソースを絡めれば子供のランチができます。味に飽きたらクリームを入れてロゼソースにしてみたり、ラザニアやパスタだけではなくご飯にチーズと一緒に混ぜてドリア風にもできたりと応用が効くので是非お試しあれ。

Bolognese(ボロネーゼ)

Bolognese(ボロネーゼ)

材料(8人前)

  • 牛ひき肉(お好みで鳥でも豚でも OK) 1000g
  • バター 大さじ1
  • タマネギ 2個
  • にんじん 1本
  • ニンニク 5片
  • 赤ワイン 250ml
  • トマトペースト 大さじ3
  • Classicoのトマトソース 1本

つくり方

    1. タマネギ、にんじん、ニンニクを出来るだけ小さく切ります。フードプロセッサーがある方は、食材を全部入れてみじん切りの大きさになるくらいまで刻みます。
    2. 大きな鍋に油を敷いて強火で温めます。煙が出てきたら挽き肉を入れ塩胡椒で下味をつけたら強火に近い中火で水分がなくなるまで、もしくは焼き色がつくまで炒めます。肉から出る水分はえぐみが臭みがあるのでできるだけ水分がなくなるまで炒めてください。
    3. 一度肉をザルに取り、余計な脂を捨てます。そのまま空っぽの鍋にバターを入れ中火で温め、バターが溶けたら野菜のみじん切りを入れ軽く色づくまで炒めます。
    4. 挽き肉を鍋の中にもどし、軽く野菜と絡めたらトマトペーストを入れ全体に絡ませながら2〜3分炒めます。
    5. 赤ワインを入れ中火のまま全体を混ぜながら2〜3分沸騰させアルコールを飛ばします。
    6. パスタソースを入れて、空になった瓶にパスタソースと同量の水を入れ鍋に一緒に入れます。
    7. 一度強火にして沸騰させたら弱火に落として最低1〜2時間(理想3時間)煮込みます。強火で沸騰させるときと煮込んでるときは鍋底が焦げやすいので定期的に木ベラで擦りながら沸騰させてください。水が減ってきて肉が見えるようになったら肉がかぶるぐらいまでその都度水を足してください。
    8. 煮込んだら最後中火にして水分を半分から2/3まで煮詰めて塩胡椒で味を整えて完成です。味が薄い時には煮詰め足りていないのでもう少し煮詰めてください。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!