やっと4月になって春陽気になってきたけど、まだまだ気が抜けないのがカナダでありトロント。春になって暖かい日が続いても急に大雪が降ったり。僕はそれを「トロントの春一番」と呼んでいます。
そして春になると色々な野菜が出始めてきます。もう少し暖かくなると色んなところでファーマーズマーケットが出てくるので、普通のスーパーで売っている野菜と全然違うので、ぜひ食べ比べてみてね。
シンプルでも奥が深いペペロンチーノパスタ
さて今回は簡単にシンプルにできるペペロンチーノパスタ。春野菜などを入れて簡単にアレンジできたりします。ペペロンチーノの基本的な材料はニンニク、鷹の爪、オリーブオイル。これさえあればできるためイタリアでは「夢も希望もないパスタ」や「絶望のパスタ」と呼ばれることがあって、貧困時代にパスタに具を入れられずにこのパスタしか食べれなかったことに由来されるみたいです。
ただこのパスタはオイル系パスタの基本となっているので、シンプルな分、誤魔化しも聞かなければ、アレンジも聞くので奥が深い。僕はこれにベーコンとオニオンを混ぜて食べるのがお気に入り。
ワンポイント・アドバイス
まず、オイル系のパスタの基本はニンニクの風味と鷹の爪の辛さをオイルにどう移すかがポイント。
ニンニクや鷹の爪は焦げやすいので、最初にフライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を一緒に入れて弱火~中火で沸々と泡が出るぐらいの状態でニンニクが香ばしくなるまで炒めます。
ここで火が強かったりして焦がしてしまったりするとオイル自体が苦くなってしまうので注意。
もう一つのポイントは、香りを移したオイルにゆで汁を加えて乳化させるとパスタに絡みやすくなってもっと美味しくなります。
これに慣れてきたら茹でた春野菜を混ぜてみて春野菜のオイルパスタにしてみたり、あさりや貝類を混ぜてボンゴレパスタが作れるので試してみてね。
Peperoncino Pasta
材料(2人前)
- スパゲッティーニ 160g
- オリーブオイル 60~70ml
- ニンニク 3片(みじん切り)
- 鷹の爪 2本
- ベーコン 4枚(1cm角に切る)
- タマネギ 1個(千切り)
- パセリ 適量(みじん切り)
つくり方
- パスタを茹でます。時間はパスタのパッケージの時間で茹でます(パスタの種類によって調理時間が異なります)。
- 別のフライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ弱火にかけます。オイルをゆっくり温め、ニンニクの香りと鷹の爪の辛味を移します。焦がさないように注意してください。
- ニンニクに色が付いてきたら、火を中火に上げベーコンとオニオンを入れオニオンが柔らかくなるまで炒めます。
- パスタを茹でているお湯を50ml入れ火を止めます。
- パスタが茹で上がったらフライパンに入れ、塩胡椒で味付けをしてパセリを加えてよく混ぜて完成。
こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!