2023年になりました!ありがたいことに今年でこのコラムも3年目を迎えます。まさかこんなに続くとは正直ビックリしていますが今年も頑張ってカナダに住んでいる人たちの生活の手助けになるようにレシピと一緒に料理のコツやスーパーで買い物をするときの情報などを伝えていこうと思います。
けっこうこれが悩むんですよ。毎月やってるけどやっぱりその季節に合ったものにしたいし、パスタばっかりでもなーとかデザートばっかり続いてもなーとか。できるだけそのときに食べると美味しいものや、その月にあるパーティーなどで使える料理をチョイスしています。
みんな大好きアップルパイ
さて今回はみんな大好き(?)アップルパイの作り方とレシピを紹介しようと思うのですが、それと同時にいくつかカナダのスーパーで売っている代表的なリンゴを紹介します。
ワンポイント・アドバイス
スーパーに行くとたくさんの種類のリンゴが売っていて「どれ買ったらいいの?とりあえず安いのでいっか」ってなるのはあるあるです。
まずはどこにでも売っているGala。甘味と酸味のバランスがよく値段も安くてランチで持って行ったり料理でも全般的に使われます。
緑のリンゴで1番多いのがGranny Smith。酸味が強いので料理に使うときは甘味の調整が必要。
そして日本人の口によく合うFujiは酸味が弱く甘味が強いです。そのまま食べるかサラダに使われることが一般的ですが、水分量が多いのでタルトやパイには不向きだったりします。
そして僕個人の1番オススメはHoney Crisp!ちょっと他のリンゴより値段が高いんですが、酸味と甘味のバランスが抜群に良くてそのまま食べても料理に使っても美味しいです。アップルサイダーに使われるのはこのリンゴが多いです。
ファーマーズマーケットなどに行くともっとたくさんの種類もあるので自分のお気に入りを見つけてみてね。もし料理に使うときは直接お店の人に聞いてみると良いかも。
Apple Pie
材料(1個分)
- リンゴ(Gala) 7個
- ブラウンシュガー
- メープルシロップ 1/4cup
- シナモンパウダー 小さじ3
- バニラエッセンス 小さじ1
- 片栗粉 大さじ2
- レモンジュース 大さじ2
- バター 50g
- パイシェル 1個
- パイシート 1枚
つくり方
- オーブンを180℃(350°F)で余熱します。リンゴの皮を剥き、芯の部分を切り落とし包丁で薄切り(0.5cmぐらい)にします。
- 切ったリンゴをボウルに移し、ブラウンシュガー、メープルシロップ、シナモン、バニラ、片栗子、レモン入れ全体に混ざるように手や木べらでよく混ぜます。
- 混ぜたリンゴをパイシェルの中に入れ、全体が均等になるようにします。バターを小さじ1杯分ずつぐらいに分けてを全体に散らします。
- パイシートを2cm間隔で切ります。切ったらパイシェルの上に格子状に乗せます。間隔は2cmぐらいでシェルから出てしまうところを切ってしまってOK。パイの縁のところは軽く指で摘んで剥がれないようにしましょう。
- 溶き卵(1個)をパイシートに塗って、180℃に余熱したオーブンに入れ45分焼きます。焼き上がったら、粗熱を取ってから切り分けてアイスクリームなどを乗せて食べてみてね。
*1 パイ生地は180℃以上で焼かないと焼ける前にバターが溶けてしまって膨らまなくなってしまうので、しっかり高い温度で焼いてください。
*2 アップルパイの上のクラストの部分をアレンジしても良いのですが、しっかり空気穴を作らないとリンゴが焼けている時の水蒸気がこもってしまってサクサクにならないので注意。
こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!