【14皿目】カナダらしい料理「サーモンのメープル味噌漬け」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 いよいよ3月になりもうすぐ春がすぐそこまで来ている…のは日本の話。カナダはちょっと違うんですよね。3月になっても4月になっても雪が降ったりするので全然気が抜けず毎年いつスノータイヤを取り替えるかというタイミングで悩んだりします。「今週予約したから」と思ったら「えっ、来週雪降るけど」なんてことが毎年起きます。そんな事を思ってると気が付いたら夏が来てまたすぐに雪が降ってくる。なんだか日本にいる時より1年が過ぎるのが早く感じるような気がします。

カナダで有名な魚といえば!

 さて今回はカナダで有名な魚の話をしましょう。そう。カナダといえばサーモン。キングサーモンが有名ですが日本の鮭に慣れているとちょっと脂っこいのが気になるかも。でも慣れるとその脂が美味しく感じたりします。カナダでよく見るのはAtrantic Salmonで大西洋で取れるサーモン。日本ではノルウェーサーモンなんて言ったりもします。そしてそれよりも脂肪分が高く身が繊細なのがKing Salmonです。普通のサーモンより高価なのであまり普通のスーパーでは見ないかもしれないですね。

トロントでも手に入る紅鮭と銀鮭

 実はトロントでも日本でいうところの紅鮭や銀鮭が手に入ります。紅鮭はこっちでSockeye Salmonと言います。身が普通のサーモンと比べて赤いです。日本では気付きませんでしたが全然違います。焼き魚なんかにすると香りが強く脂もそれほどしつこくありません。そしてもう一つ、銀鮭はこっちではCoho Salmonと呼ばれます。身の見た目はそれほど普通のサーモンと変わりませんが、皮面は綺麗な銀色で他のサーモンより甘味が強いです。スーパーや魚屋さんで見掛けたらぜひ試してみてください。

ワンポイント・アドバイス

 今回の料理はそんなサーモンを使ったカナダらしい料理「サーモンのメープル味噌漬け」。
 簡単にできて冷凍保存もできるので時間がある時に大きいサーモンを小分けにして漬けておけば必要な時に必要な分だけ出してオーブンに入れればOK。ご飯のお供にどうぞ。

「Maple miso Salmon」

材料(4人分)

  • サーモン 180gx4切
  • 白ワイン 120ml(1/2cup)
  • メープルシロップ 120ml(1/2cup)
  • 白味噌 120ml(1/2cup)
  • 醤油 小さじ1
  • バター 小さじ1

つくり方

  1. 1. 手鍋に白ワインを入れて中火で沸騰させ1分ほど沸騰させた状態でアルコールを飛ばします。
  2. メー一煮立ちしたら火を止め最後に醤油とバターを入れて冷やします。
  3. ジップロックにサーモンと味噌を入れ一晩つけます(最低2~3時間)。
  4. 200℃のオーブンで15分ほど焼いて、ソースは鍋で温めて出来上がったサーモンにかけます。トッピングにチャイブやネギなどを乗せれば完成です。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!