【4皿目】Bar Foodのおなじみ「Strawberry Rhubarb Crisp」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 6月に入りそろそろ春が終わり、夏&バーベキューの季節がすぐそこまで来ていてワクワクするのが僕だけではないはず。夏は裏庭のパティオでバーベキューしながら友達とビール(僕は飲めませんが)を飲みながらダラダラ過ごすのも最高だなーという妄想を抑えつつ、このストロベリーとルバーブを見なくなる前にみなさんに試してほしい僕のおすすめデザートを紹介します。

Strawberry Rhubarb Crisp

 Strawberry Rhubarb Crispは上の部分はオートミール、ブラウンシュガー、小麦粉などでできています。オーブンで焼いて軽く粗熱を取った後にバニラアイスクリームを乗せて食べると最高に美味しいです。両方分けて冷凍もできるので、一度タネを作って冷凍しておくと簡単にいつでも食べられます。

ルバーブの毒に注意

 ルバーブとストロベリーというのは春のデザートのゴールデンコンビですがあまり日本人の方にルバーブは馴染みがないんじゃないかなと思います。

 ルバーブは春の野菜で出る季節も短く4月から6月になります。ピークになるとキラキラと濃いピンク色で輝いていて太くてしっかりしたものが出てきます。ピークを過ぎると細くなって柔らかくなったり、色が冷めたピンクや緑色の部分が増えてきます。味は甘みもありますが少し酸味が強く水分もそこまでないため、甘みや水分を補うのにストロベリーや砂糖を一緒に混ぜてコンポートにしたり、パイやマフィン、ケーキなんかにも使われます。

 ただ気を付けてほしいのは、葉っぱと根っこの部分は人間には毒なのでしっかり切り取って食べないようにしてください。

ワンポイント・アドバイス

 ストロベリーが甘ければそこまで砂糖を入れなくてもいいんですが、こちらのスーパーで売ってるものはけっこう酸味が強いので砂糖やメープルを多めに入れてバランスをとることも重要です。

 地元が栃木で「とちおとめ」で育った僕としては最初に食べたときに酸っぱくて頭が吹っ飛ぶかと思いました。(大袈裟)

 日本に帰ったら「とちおとめ」でこのデザートを作ろう!!あっ…でも家にオーブンないや

「Strawberry Rhubarb Crisp」

材料(2人分)

Filling

  • 300g  ルバーブ
  • 150g ストロベリー
  • 1/3cup 砂糖
  • 15ml コーンスターチ(片栗粉)
  • 5ml バニラエッセンス
  • 5ml レモンジュース Crisp
  • 3/4cup 小麦粉
  • 3/4cup オートミール(Oats)
  • 1/2cup アーモンド(スライス)
  • 1/2cup ブラウンシュガー
  • 30ml 砂糖
  • 5ml 塩
  • 100g バター(室温に戻したもの)

つくり方

  1. ルバーブは2cmでスライス、ストロベリーは1cm角ぐらいで切ってボウルに入れます。
  2. そこにFillingの残りの材料を入れ白い粉っぽいところが消えるまで木べらでよく混ぜます。
  3. 次にクリスプを作ります。最初にバター以外の物をボウルに入れよく混ぜます。
  4. 室温に戻したバターを小さくして入れ、バターの塊がなくなって全体にいきわたるぐらいまで手で混ぜます。
  5. 耐熱カップや、グラタン皿なオーブンに入れても平気な器に2/3までFillingを乗せ、その上にCrispを1cmぐらいの厚さで均等にのせます。
  6. 準備ができたら350℉(180℃)のオーブンで40~45分焼きます。
  7. このまま冷蔵庫で保存して食べるときにもう一度温めなおしてもOKです。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!