さてさて、このコラムが世に出ましてこのコラムのタイトルのプレッシャーが半端じゃないなということに気づくのにそう時間はかからなかったですね。
料理コラムのプレッシャー?いえいえ、そこに関してはそこまででもないです。「トロント イケメン、イクメン」のワードの方がプレッシャーです。
最初の月に誌面が出た直後に友達から「これ、ヤバいな」とタイトルのアップの写真が送られてきたりもしました。これから誹謗中傷の的になるのではないか、そしたらお母さんが悲しむのではないかと日々震えております。という冗談はさておき、ただ話題になるということはとても大事でそんなコラムのタイトルを付けていただいたということはありがたいことです。
カナダの代表的料理Mac and Cheese
今回はカナダの代表的な料理「Mac and Cheese」の作り方を紹介します。日本でいう「グラタン」です。カナダでは子供から大人まで大人気。賄いで出すと喜ばれたりしますね。スーパーなんかでは「Kraft Dinner」という青い箱に黄色い文字で書いてある商品を目にすることがよくあるかと思います。あの商品はインスタントですが今回は正式なベシャメルソースの作り方から紹介したいと思います。
「ベシャメルソース」とは
ベシャメルソースというのはフランス料理の[Mother Sauce]と言われる基本ソースの一つに当たります。必要なのはバター、小麦粉、牛乳。基本対比はシェフそれぞれ違いますが僕が教えるときは覚えやすく「1対1対10」で教えます。そこにチーズを足してチーズソースの完成です。
ベースからしっかり作ると、余計な添加物も入っておらず、コストも抑えられます。海外では言葉が分からず、お子さんがいると添加物なんかも心配になりますが、こうやって作ると安心です。
ワンポイント・アドバイス
「Mac and Cheese」とはその名の通り「マカロニとチーズ(ソース)」。ただシンプルなだけたくさんのバリエーションがあります。ベーコンやオニオン、ほうれん草を足してクラシックにしてみたり、エビやコーンを足してシーフードにしてみたり。自分が好きな食材を足して自分の好みに合った「Mac and Cheese」を作ってみてください。
「Mac and Cheese」
材料(2人分)
- 牛乳 2カップ(500ml)
- バター 50g
- 小麦粉 50g
- チェダーチーズ 50g
- コーン 50g
- エビ 80g
- マカロニ 1カップ
つくり方
- 牛乳を手鍋で弱火から中火で焦がさないように沸騰する寸前まで温めます。
- 別の手鍋でバターを中火で泡が出るまで温め、泡が出たら小麦粉を入れます。バターと小麦粉を2~3分焦がさない様にゴムベラで混ぜながら火を入れます。
- 1で温めた牛乳を3回に分けてバターの手鍋に注ぎます。まずバターの手鍋を弱火に落とし、牛乳を1/3入れてゴムベラでしっかりと混ぜ、ダマが残らないように合わせます。これをあと2回繰り返します。
- 牛乳を全部注いだらチーズ、コーン、エビを入れ、チーズが溶けてエビに火が通れば最後に塩コショウで味の調整をしてソースの完成です。
- マカロニはたっぷりのお湯に塩を入れて茹でます。
- マカロニが茹で上がったらソースと絡めて完成です。
こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!