1950年代にケベックで生まれたプティーン。ルーマニア系移民がモントリオールに伝えたスモークミート。
どちらもフレンチカナダを代表する料理の1つだ。今回トロントにいながらにして楽しめるフレンチカナダの味としてTORJA編集部がおすすめのプティーン/スモークミート屋さんを紹介します。
Rebel House
Rosedale駅のすぐ近くにあるRebel House。こちらのプティーンの特徴は何と言っても薄切りのポテト。自家製の秘伝ソースと二種類のチーズで食べるRebel Poutineは今までにない食感でヤミツキになること間違いなし。また、店内のインテリアにもこだわりが感じられ、雰囲気を楽しむだけでも十分お腹がいっぱいになる。
Avenue Open Kitchen
チャイナタウンの一角にあるこちらの店はリーズナブルながらも肉厚で柔らかいデリが特徴的。バンズとスモークミートのみのシンプルな作りだが食べ応え十分で飽きることがない。またトッピング次第で自分好みの味付けもでき、様々な楽しみ方ができる。日替わりのメニューも魅力の一つで毎日通いたくなる場所だ。
St. Jamestown Delicatessen
College駅からストリートカーで5分ほど東へ行ったところにあるこちらの店、デリを食べた瞬間まず驚かされるのがスモークミートの柔らかさ。店内のディスプレイから伺えるオーナーこだわりの肉は瑞々しくさわやかな味わいである。また、野菜もしっかり入っており、美味しくヘルシーな食事をしたい、という方にはぜひ一度食べてもらいたい。
Big Smoke Burger
King St. W沿いにあるこちらのお店はSpadina駅からストリートカーで行くこともでき、アクセスの良さがありがたい。バーガーレストランのため牛肉には特にこだわっており、旨みがたっぷり詰まったグレイビーソースで食べるプティーンは味に深みがある。「おいしいものをお腹いっぱい食べたい!」という願いを叶えてくれる場所だ。
Thomas Lavers Cannery and Delicatessen
ケンジントンマーケットの中にひっそりと佇むこちらのお店。7日間熟成させ味に深みが増した2種類のスモークミートと4種類のバンズ、自家製の小売ピクルスなど全てがここでしか味わえないものとなっている。またベジタリアン用のパストラミを頼むこともでき、幅広い層に対応していることが人気の秘密だろう。
BQM Burger
193 Baldwin St. / 647-351-1959
ショッピング街の一角に佇むこちらのお店は木目を基調として居心地の良い空間を演出しており、幅広い世代から愛されている。メインはバーガーの店だが、牛肉へのこだわりから生まれた自家製秘伝のグレイビーソースを使ったClassic Poutineはまさにシンプル・イズ・ザ・ベストな一品。買い物疲れを癒しに一度訪れてみては。
Utopia
リトルイタリーにあるこちらの店はオシャレな外観が目印で、1995年のオープン以来長く愛されている場所だ。ここのプティーンはカリッとしたポテトにチーズとグレイビーソースが効いており、まさにThe プティーンである。日本人スタッフが多く日本語で話せるところも◎。ゆっくりとプティーンを楽しみたいという方には是非ともオススメしたい。
Caplansky’s Delicatessen
Caplansky’s Delicatessenと言えばスモークミートが有名だが、プティーンも忘れてはならない。細切れにしたスモークミートのソースで食べるこの一品はボリュームがありながらも肉の柔らかい食感が良いアクセントとなり、いくら食べても飽きない。また、オーナーシェフのゼンさんはじめ店員の明るさも居心地がよく、毎日通ってしまいそうだ。
Victory Cafe
Bathurst駅近くのこちらのパブは外観から目を奪われる。ライトアップされたエントランスは夜の静けさを保ちながらも温かく迎えてくれる。また店内もクラシックな雰囲気となっており、どこか懐かしさを感じる。ここのPoutineはソースとチーズに加えて塩が効いており、しっかりとした味わい。店員さんオススメのビールと一緒に食べるとなお良し。
Poutineville
モントリオールで3店舗展開している本場プティーンがトロントでも楽しめる。Spadina駅近くにあり、週末は特に多くの人で賑わう。スモークミートたっぷりのMontrealerやスパイシーでWingが乗ったDragonも人気だが、自分好みのプーティーンが作れるのも魅力的。毎週火曜日はプーティーンの食べ放題もあるので挑戦してみては?