正しく理解しよう!避妊法の種類とメリット・デメリット

正しく理解しよう!避妊法の種類とメリット・デメリット

キャリアも恋も全部手に入れたい女性の為の自分らしいライフプランニング

限られた期間の海外での生活の中で、多くの人が勉強や仕事と忙しい毎日を過ごしている。留学中にやってみたいこと、行ってみたい場所、日本帰国後の就職など、さまざまな夢や目標を持っている人が多く、そこで重要なのはライフプランニング。もちろん、予定通りにいかないのが人生の面白いところだが、キャリアを大切にしたいのであれば、ある程度の人生計画は必要である。

何歳頃に結婚したいのか、将来子どもは何人くらいほしいのか、キャリアを考える上で、パートナーと話しあっておくことも大切です。実際に、カナダでワーホリ・留学中に妊娠してしまうという人も少なくない。せっかく大きな夢を持ってカナダに来たのに、予期せぬ妊娠…とならない為にも、正しい知識を持つことが大切。

また、子育ての落ち着いた40歳代。避妊しなくてももう大丈夫なんて思っている人もいるよう。女性ホルモンの分泌が減ってきていても、排卵していれば妊娠する可能性が誰にでもある。日本での人工中絶率を見ると、10代に続き45〜49歳層が2番目位に高くなっている。

100%確実な避妊は、性行為を行わないことくらいしかない。より確実に避妊する為にも、避妊法を正しく理解・実施することが大切である。男性任せにするのではなく、無理なく自分らしく、正しく使用できる避妊方法を選択することが重要です。

広く使用されている避妊法

*選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合。
**選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合(経口避妊薬については、飲み忘れを含めた場合の失敗率)
Contraceptive Technology, 20 ed,. Ardent Media, 2011 Table3-2 改変
http://www.contraceptivetechnology.org/CTFailureTable.pdf
出典: http://www.hininno-susume.jp/

トロントには無料で避妊の相談及び経口避妊薬の処方などを行ってくれるクリニックがある。
上手く利用して、自分主体で避妊できるようにしよう。

・Hassle Free Clinic (http://hasslefreeclinic.org/
・Women’s College Hospital -Bay Centre for Birth Control (http://www.womenscollegehospital.ca)

鶴 慶子さん(RN-日本、RPN-オンタリオ州)

日本で9年看護師経験を積んだ後、渡加。ジョージブラウンカレッジナーシングコースを卒業後、オンタリオ州看護師免許を取得。現在はトロント市内の医療機関で看護師として勤務する傍ら、日系コミュニティー向けの医療サポート会社WELLNESS KIZUNAのクリニカルディレクターとして活躍中。