毎週お届けするブリティッシュコロンビア州出身の著名人のコーナー。今週はTeen Choice Awardにノミネート経験もある女優のエミリー・ベット・リカーズです。
エミリー・ベット・リカーズは1991年7月24日、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーで生まれました。幼いころから演劇が大好きで、高校卒業後はバンクーバー・フィルム・スクールへ進みました。演劇のみならず、アリダ・ボーカル・スタジオにて歌の勉強もしました。そして在学中にオープンコール(オーディション)に応募し、見事エージェントとの契約が決まり現在の活躍に至ります。
2012年に公開が開始されたスーパーヒーロードラマ”ARROW”では大役であるフェリシティ役を演じ、見事2014年のティーン・チョイス・アワードの新人女優賞にノミネートされました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、世に彼女の名前が知れ渡るきっかけとなりました。2019年3月に、シーズン7を最後に彼女が降板することが発表されると、多くのファンから悲しみの声が上がりました。
2012年のドラマ出演を皮切りに、毎年数々の作品に出演している彼女。2013年公開のTV映画“Romeo Killer:The Chris Porco Story”ではシリアスな演技、また2018年に公開された映画”FUNNY STORY”ではコメディタッチな演技までオールマイティに演じています。
《ARROW》
《FUNNY STORY》
私生活ではアメリカ人俳優であるコルトン・ヘインズ(Colton Haynes)と交際していると噂されていましたが、2017年にコルトンが別の女性と結婚したことからその噂は真実ではなかったようです。現在とくに表立ったデート報道はないので、シングルを謳歌しているのかもしれません。
現在28歳とまだまだ若いエミリー。女優業はもちろん映画“VIXEN“では声優としても活躍しています。日本ではまだ知名度は低いですが、これから大女優になる可能性を秘めた期待大の若手女優です。