5月は母の日。多民族都市トロント在住のお母さんの味に癒される|特集「#トロントグルメ部 疲れたとき編」

 母の味」と聞いて思い浮かぶのはどんな料理でしょうか?食の好みは日々変化していくけれど、誰しも忘れられない思い出の味があると思います。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が暮らすカナダは、食文化も多種多様。ふんわりと胸に浮ぶ懐かしい「母の味」をカナダに暮らす7名に教えてもらいました。

自家製トマトソースが決め手
Crepes with Ricotta(イタリア料理)

トマトソースとリコッタチーズたっぷりのCrepes with  Ricotta(クレープ・ウィズ・リコッタ)
トマトソースとリコッタチーズたっぷりのCrepes with Ricotta(クレープ・ウィズ・リコッタ)
イタリア料理と焼き菓子作りを愛するCatherineさん、自宅にて
イタリア料理と焼き菓子作りを愛するCatherineさん、自宅にて

オンタリオ州在住 Catherineさん

 「父がイギリス、母がイタリアにルーツを持っていて、夫もイタリア系よ」と語るCatherineさん。週に一度は必ず作ると言う“Crepes with Ricotta(クレープ・ウィズ・リコッタ)”という料理を紹介してくれた。Cannelloni(カンネッローニ)とも呼ばれるこのイタリア料理は、クレープ生地にリコッタチーズのフィリングをたっぷりとつつみ、その上に自家製のトマトソースをかけオーブンで焼いたもの。自家製のトマトソースは玉葱、ニンニク、オリーブオイル、ペッパーオイル、オレガノ、パセリ、塩、砂糖とシンプルな材料だが、主役のトマトは必ず“サンマルツァーノ”という品種を使用することが伝統のレシピを再現するポイント。一度にたくさん作って冷蔵保存することで、好きなときにパスタやピザのソースとして何度も活躍してくれるそう。

材料

【クレープ生地】

  • 卵…2個
  • 薄力粉…2/1カップ
  • サラダ油…大さじ4(60ml)
  • サラダ油…適量(クレープを焼く用)

【リコッタチーズフィリング】

  • リコッタチーズ…450グラム
  • パルメザン…小さじ1(5ml)
  • 卵…1個

【仕上げ】

  • 自家製トマトソース…適量
  • モッツァレラチーズ…適量
      (シュレッドされたもの)

作りかた(クレープ8個分)

  1. オーブンを160度で予熱しておく。
  2. 卵、薄力粉、サラダ油の順でボールに入れ、よく混ぜる。
  3. フライパンを中火で温め、サラダ油を少し入れる。
  4. 1の生地を薄くフライパンに流し込み、表面に気泡がでてきたら裏返し、30秒加熱した後お皿に移す。同じ流れを生地がなくなるまでくりかえす。
  5. リコッタチーズ、卵、パルメザンチーズを混ぜ合わせたフィリングを、3のクレープ生地で包みロール状にし、耐熱容器に並べる。
  6. 4の上にトマトソース、モッツァレラチーズをかけオーブン160度で30分焼いて完成。

色鮮やかな
Ceviche(ペルー料理)

食卓が華やぐCeviche(セビチェ)
食卓が華やぐCeviche(セビチェ)
ペルー出身のLouisさん
ペルー出身のLouisさん

オンタリオ州在住 Louisさん

 トロントでシェフとして活躍するLouisさんが故郷を思い出す懐かしい料理はCeviche(セビチェ)。シーフードと色とりどりの野菜が鮮やかなマリネは太平洋に面した地域ならではの爽やかな一皿。

「Cevicheは食材の切り方、入れる食材を増やしたり減らしたり、無限のバリエーションを生み出せるんです」と語るLouisさんはペルー出身で、16歳の時に来加したそう。最近はまっているトッピングは揚げたバナナだとか。

材料

  • じゃがいも…2個
  • さつまいも…1個
  • 玉ねぎ…1個 
  • コリアンダー…1/4カップ
  • スパイス(クミン)…ひとつまみ
  • ニンニク…ひとかけら
  • とうもろこし…1/2個
  • 白身魚(ティラピアを使用)、エビ、タコなどのシーフード…お好きな量
  • 唐辛子(アヒ・アマリージョ)…1個
  • ペルーレモン…3~5個
  • レタス(葉のやわらかいもの)…葉3枚
  • 塩、胡椒…少々

作りかた

  1. (下準備)じゃがいも、さつまいも、は食べやすい大きさにカットし、好みのかたさになるまで茹でる。
  2. 玉ねぎをスライスし、お湯に10分程度つけた後水を払っておく。
  3. レタスは洗っておく。
  4. とうもろこしは焼くまたは茹でておく。
  5. レモンの絞り汁、コリアンダー、クミンをボールに入れよく混ぜる。
  6. 細かくカットした唐辛子、絞ったライムをボール入れ、軽くかき混ぜる。
  7. 4に細かく切ったニンニク、唐辛子、塩、胡椒を加える。
  8. 5に食べやすい大きさにカットした白身魚、エビ、タコなどのシーフードを加える。
  9. 6を1時間ほど浸けておく(シーフードが固く、透明でなくなるらしい)。
  10. 下準備を終え冷えたじゃがいも、さつまいも、とうもろこし、レタスをカットしお皿に盛り付ける。
  11. 8とお湯に浸けておいた玉ねぎを混ぜ合わせ塩胡椒で味を整える、10に盛り付けたら完成。

ギリシャの古いぼろきれパイ
Patsavouropita(ギリシャ料理)

ユニークな見た目のPatsavouropita(パツァヴロピタ)
ユニークな見た目のPatsavouropita(パツァヴロピタ)
大の料理好きのMarinellaさん
大の料理好きのMarinellaさん

オンタリオ州在住 Marinellaさん

 「カナダは世界で最も食の多様性が豊かな場所だと思います」そう語るのは、ギリシャ系の家庭で育ったMarinellaさん。彼女の母の味は、フィロという特別な生地で作るPatsavouropita(パツァヴロピタ)というギリシャの伝統的なチーズパイ。「この料理はぼろきれのようにしわが寄った見た目をしているため、ギリシャの古いぼろきれパイとしても知られているんですよ。4つの材料だけで作れるのでとっても簡単なんです」。

フィロというのはギリシャ語で「葉」を意味し、イーストを加えない薄い生地で、中東やバルカン半島の国々で食べられるお菓子によく使われているそう。「私は家庭料理が大好きです。シンプルで新鮮な食材を使った料理やベーキングは、店で購入した食べ物よりもはるかにおいしいと思いますし、料理にどのような材料が含まれているかを知ることで、より健康に気を使うことができます」と語るMarinellaさんはお母さんから受け継いだギリシャ料理を日々SNSで発信している。

材料

  • フィロ生地シート…454グラム
  • フェタチーズ…500グラム
  • 卵…1個
  • オリーブオイル…適量

作りかた

  1. オーブンを190度で予熱しておく。オリーブオイルはオイルスプレーに移しておく。
  2. ボールにフェタチーズを入れ、ほぐす。
  3. 2に卵を加えよく混ぜフィリングは完成。
  4. フィロシートを清潔な台の上に広げる。
  5. 丸いケーキ型(11インチを使用)にオリーブオイルを塗り広げる。
  6. フィロシートにオリーブオイルを吹きかけ、ケーキ型に入れる(シートの表面が少し油っぽくなる程度、ひたひたにしない)。
  7. ケーキ型の底が見えなくなるまで、同じ工程を一枚ずつ繰り返す(シート約半分くらい)。
  8. 3のフィリングを全て、シートを敷き詰めたケーキ型へ流し込む。
  9. 6と同じ工程を行なったシートをフィリングが完全に見えなくなるまでかぶせる。
  10. 全てのシートをかぶせたら、オリーブオイルを約2プッシュ吹きかけ、190度で60分焼く。
  11. オーブンから取り出したら20~30分冷まし、完成。

収穫祭料理
Pinakbet(フィリピン北部料理)

9種の野菜のPinakbet(ピナクベット)
9種の野菜のPinakbet(ピナクベット)
Laurenさん(右)とLaurenさんのお母さん(左)
Laurenさん(右)とLaurenさんのお母さん(左)

マニトバ州在住 Laurenさん
 「カナダで育った私は、母の料理を通して私のルーツであるフィリピンの文化と繋がることができました」そう語るのは、フィリピンの北部イロコス地方にルーツを持つLaurenさん。今回は、彼女のお母さんの故郷の収穫を祝う野菜たっぷりのPinakbet(ピナクベット)を紹介してくれた。Pinakbetは9種の野菜と豚肉を魚醤で炒めたご飯にもパンにも合う料理。

「カナダでは自分のルーツにかかわらず様々な文化の料理に挑戦できるのはとてもいいところです」と様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らす、カナダの食文化の素晴らしさを熱く語ってくれた。

材料

  • 玉ねぎ…1個(中サイズ)
  • にんにく…4片
  • トマト…1個(大サイズ)
  • ライ豆 (冷凍のもの)…3/4カップ
  • 豚バラ肉…450g
  • オクラ…1カップ
  • なす…1個(中サイズ)
  • サヤインゲン…1カップ
  • バターナッツかぼちゃ…3/4カップ
     (small cubes)
  • ゴーヤ(Bitter Melon)…3/4カップ
     (sliced in half circles)
  • 植物油…大さじ2(30ml)
  • 魚ペーストまたは魚醤…大さじ4(60ml)
  • 塩…適量(味付け用)
  • 水…2カップ

作りかた

  1. 豚バラ肉はお湯で茹でておく。玉ねぎ、ゴーヤはスライス、にんにくとトマトはみじん切り、オクラは縦に半分にカット、ナスは斜めスライス、サヤインゲンは7cmほどにカット、バターナッツかぼちゃは食べやすいサイズの四角にカットする。
  2. にんにくと玉ねぎを植物油で炒める。
  3. トマト、豚肉、ライ豆を加え、 2分間炒めたら2カップの水を加える。
  4. 沸騰させ、魚のペーストまたは魚醤を加え良く混ぜたら、なす、ゴーヤ、バターナッツかぼちゃ、サヤインゲン、オクラを加える。
  5. 蓋をして、5分間弱~中火で加熱する。
  6. 最後に塩で味を整え、お米とお皿に盛り付け、完成。

伝統のレシピをヘルシーにアレンジ
Dahi Bhalla Chaat(インド料理)

Harpreetさんと(右)Harpreetさんのお母さん(左)
Harpreetさんと(右)Harpreetさんのお母さん(左)

マニトバ州在住 Harpreetさん

 「この料理は目を閉じたままでも作れます」そう語るのはインドにルーツを持つ家庭に育ったHarpreetさん。ウラド豆で作ったフリッターをヨーグルトに浸したDahi Bhalla Chaat(ダヒ・バラ・チャット)という料理を紹介してくれた。この料理はインドでは屋台料理として大人気、本来は大量の油で一気に揚げるが、家庭で作る際はAppam Pan(アパムパン)という直径5センチほどの窪みが複数があるたこ焼き器のようなフライパンを使うことで、少量の油で美味しく仕上げられる。

「私は母の暖かい料理で育ちました。この料理は母を象徴する思い出の料理です」というHarpreetさん。インド料理は油や砂糖をたっぷり使ったものが多いため、お母さんに教わった伝統的なレシピに少しアレンジを加え、味はそのままでより健康的なレシピを生み出しているという。

材料

  • ウラドダール(ケツルアズキ)…1カップ
  • 唐辛子(緑)…2~3個
  • 生姜…大さじ1(15ml)
  • 塩…小さじ1(5ml)
  • サラダ油…適量
  • ぬるま湯…ボール一杯
  • ヨーグルト…適量(CurdやDahiと呼ばれるインドヨーグルトを使います)

【トッピング】

  • タマリンド…適量
  • ミントソース…適量(市販のもの、または少しの材料で簡単に作れます)
  • ローストクミンパウダー…適量
  • ざくろ…適量
  • ブンディ(ひよこ豆のお菓子)…適量
  • 新鮮なコリアンダー…適量
インドでは屋台料理としても人気のDahi Bhalla Chaat(ダヒ・バラ・チャット)
インドでは屋台料理としても人気のDahi Bhalla Chaat(ダヒ・バラ・チャット)

作りかた

  1. ウラド豆を洗い一晩水に浸けておく(少なくとも5~6時間)。
  2. 生姜を細かく刻む。
  3. しっかりと浸水したダール、生姜、唐辛子をブレンダーに入れ、粗くもったりとしたペースト状にする。
  4. 3のブレンダーに塩を加え、を約4~5分間混ぜる。
  5. アパムパンを熱して油をたっぷり塗る。4のペーストをスプーンで一杯ずつアパムパンに入れ、中火から弱火で両面が黄金色になるまで焼く。
  6. Bhallaに綺麗な焼き目がついたら、ボールに入ったぬるま湯にうつし、約10分間浸す。
  7. Bhallaを水に浸している間に、ヨーグルトを泡立て器でふんわりとするまで泡立てお皿に盛り付ける。
  8. しばらくしたら6Bhallaの水を絞り、7のヨーグルトに沈める。
  9. タマリンドとミントソース、クミンパウダー、ざくろ、ブーンディをトッピングする。冷蔵庫でしっかりと冷やしたら完成。

シンプルな牛肉スープ
Nilagang Baka(フィリピン料理)

フィリピンの牛肉スープNilagang Baka(ニラガン・バカ)
フィリピンの牛肉スープNilagang Baka(ニラガン・バカ)
自家製の料理やお菓子の販売も行うLaraさん、地元のレストランにて。
自家製の料理やお菓子の販売も行うLaraさん、地元のレストランにて。

オンタリオ州在住 Laraさん

 フィリピン系の家庭に育ったLaraさんが紹介してくれたのは、小さな頃から大好物だというNilagang Baka(ニラガン・バカ)というシンプルな牛肉スープ。母であり妻である彼女は家庭料理について「時間とお金を節約するだけでなく、健康面でも安心です。家族と一緒に料理や食事をする時間は、愛する人と絆を深める素晴らしいものです」と語る。

ホームクッキングの素晴らしさを広めるために、トロントの東に位置するピカリングでPerfectly Messy Kitchenという焼き寿司やスイーツを販売するビジネスも行なっているそう。

材料

  • ビーフシャンク、ビーフリブ、玉ねぎ…好きなだけ
  • 水…鍋の半分くらい
  • じゃがいも、ブロッコリー、サヤインゲン、とうもろこし、キャベツ、チンゲンサイ…好きなだけ
  • 胡椒…少々(味付け用)
  • ビーフブイヨンキューブ…適量(味付け用)
  • 魚醤油…適量(味付け用)

作りかた

  1. ビーフシャンクとビーフリブを鍋に入れ、水、玉ねぎ、胡椒を加える。強火で沸騰させたら火を弱め、1.5~2時間煮る。
  2. 肉が柔らかくなったら、じゃがいも、ブロッコリー、サヤインゲン、とうもろこしを加え、ビーフブイヨンキューブと魚醤油で味付けをする。蓋をしてさらに10分間、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る。
  3. チンゲン菜とキャベツを加え、火を止める。蓋をして2~3分待ち、完成。

赤ワインとラム酒香る
Jamaican Sweet Potato Pudding(ジャマイカ料理)

さつまいもがずっしり魅惑のJamaican Sweet Potato Pudding(ジャマイカン・スウィートポテト・プディング)
さつまいもがずっしり魅惑のJamaican Sweet Potato Pudding(ジャマイカン・スウィートポテト・プディング)
YouTuberとしても活動をするNikkiさん
YouTuberとしても活動をするNikkiさん

オンタリオ州在住 Nikkiさん

 ジャマイカにルーツを持つNikkiさんが紹介してくれたのは、Jamaican Sweet Potato Pudding(ジャマイカン・スウィートポテト・プディング)。さつまいもとココナッツをたっぷりと使った生地にジャマイカ産の赤ワインとラム酒を混ぜ込んで作るこのデザートは、元々Nikkiさんのおばあちゃんの秘伝レシピ。

「2002年におばあちゃんがジャマイカからカナダに来てくれたんです。その時に直接教えてもらいたかったんだけど、時間がなくって。結局去年やっと母と叔母に教えてもらったんです。なのでこのレシピは最近マスターしたものなんです」という彼女は、自身のYouTubeチャンネルでも家族から受け継いだジャマイカ料理を発信しているそう。

材料(20×20の正方形型2台分)

  • さつまいも…6個(小サイズ)
  • ココナッツ…1個
  • 水…400ml(ココナッツミルク用)
  • ヴァニラエッセンス…15ml
  • アーモンドエキス(Almond Extract)…15ml
  • ブラウンシュガー…180g
  • ナツメグ…5ml
  • バター…1/2カップ
  • コーンミール…1カップ
  • 小麦粉…3カップ
  • 塩…ひとつまみ
  • 自家製Red Label Wine漬けレーズン…60g
  • Red Label Wine…30ml

作りかた(クレープ8個分)

  1. 鍋に水を入れ沸騰させる。オーブンは180度に予熱しておく。
  2. さつまいもの皮をむき、適当な大きさにカットし、1の鍋でフォークが刺さる柔らかさになるまで茹でる。
  3. さつまいもを茹でている間にココナッツをハンマーで叩き割り、実の部分をボールに移しおろし金で細かくすりおろす(ジュースは使わない)。
  4. すりおろしたココナッツの3分の2を別の大きめの容器に移し、水400mlを加える。手でココナッツを絞るようにして水となじませココナッツミルクを作る。残りのすりおろしたココナッツの3分の1は生地にそのまま混ぜ込むのでとっておく。
  5. 小さな容器にアーモンドエキス、ヴァニラエッセンスを混ぜあわせ、4のココナッツミルクに入れる。そこに砂糖も加えよく混ぜる。この液のうちの100mlは別の容器に移しておく。
  6. 2で茹でたさつまいもをフォークの背の部分またはマッシャーを使って荒くすり潰したら、ハンドミキサーを使いさらになめらかな状態にする。
  7. 5の液の2分の1を6のさつまいもに少しずつ混ぜていく。分離しないように液を加える度にハンドミキサーで混ぜる。
  8. 7へナツメグ、バター、コーンミール、小麦粉、塩、すりおろしたココナッツ3分の1、5の液の残りを加え、ハンドミキサーで混ぜる。
  9. レーズン、Red Label Wine、ホワイトラムを加え、ハンドミキサーで全体が馴染むまでよく混ぜ、もったりとした生地を作る。
  10. 少し味見をしてみて香りが薄いようであれば、ヴァニラエッセンス、アーモンドエキス、Red Label Wine、ホワイトラムを5mlずつ追加し、ハンドミキサーで混ぜる。
  11. 型にバターまたはマーガリンを塗り、小麦粉を薄くまぶし、生地を流し込み空気を抜く。
  12. 予熱した180度のオーブンで約30時間焼く(表面が固まるまで)。
  13. オーブンを開け表面が固まっていたら、5で残しておいた液100mlを表面になじませながら全てかけ、さらに1時間焼く。
  14. つまようじなどで刺してみて生地がついてこなければ焼き上がり。粗熱が取れたら完成。