愛媛県から「だし文化」を世界に発信し続ける総合食品メーカー

日本の食品業界で初めて「HACCP（対米輸出水産加工施設認定書）」を取得

　マルトモのかつお節は、魚選びから製造工程全てにおいて、品質管理を厳重に行っております。HACCP以外にも、さらに厳格な基準をクリアした「FSSC22000」も取得。また、かつおをいぶす製造工程では、サクラ、カシ、ブナ、ナラ、クヌギなど日本で育った広葉樹のみを乾燥させて使用しています。それにより、少量でかつおの香りが豊かな濃い「だし」をとることができます。

　また、弊社はかつお節業界一の特許出願数を誇り、商品に合った削り方を独自製造しています。節によって形や硬さが違うため、機械で削る際、「ミクロンマイスター」と呼ばれる、刃を調整するスペシャリストが工場内に常駐しています。毎回商品に合った厚さで削っているため、口当たりの良い薄さと口当たりの良さを実現できます。

レストランには各ニーズにあわせた「だし」のコンサルティングを提案

　だし商品である厚削りや混合削り（かつお、さば、むろあじ、いわし）、だしの素、液体つゆ、チルド商品（いか）を取り扱っています。

　また、スーパーマーケットでの商品展開の他、レストランには各ニーズにあわせた「だし」のコンサルティング営業も実施しております。また、一般消費者向けには、かつお節の美味しさを広めるため、日本からかつお節を削る自動削り機械を持参し、スーパー店頭にて商品のデモを行っています。アメリカ系やヨーロッパ人の方にも多く感動していただき「これはジャパニーズプロシュートか」と感想をもらうほどです。

かつお節には３００種類近くのうま味・香味成分が含まれている。その成分が複雑にからみあって、素晴らしい味と香りを作り出す

　かつお節の可能性は無限大に満ち溢れており、食品の中でも最も多いタンパク質、全９種類の必須アミノ酸をバランスよく含む、日本を代表する和食文化的な素材であるだけでなく、なにより現代人の食生活に欠かせない健康的な素材です。

　北米では現在、ラーメンやうどん、そば、たこ焼きなど、かつお節を使用した料理が人気となっているだけでなく、「UMAMI」や「DASHI」のワードが浸透しています。今後かつお節は、さらに注目を浴び、人々の健康的な食文化に欠かせない商品になると信じています。また、糖尿病防止や、塩分の取りすぎ防止、バランスの取れた食生活の確立、健康寿命を延ばす事にも貢献できると信じています。

　トロントで購入が可能なかつおパック「まごころパック2.5ℊ×５袋」「徳用かつおパック２ℊ×20袋」は、弊社ロングセラーの看板商品で日本国内だけでなく、海外でも大変人気の商品です。どちらも使い切りタイプのため、毎回新鮮に使用できます。

　「徳用かつおパック２ℊ×20袋」はトロントで初登場となりますので、まごころパックに合わせて、徳用かつおパックもぜひ購入していただければ幸いです。かつお節のパックを毎日１袋、どんな料理にも合いますし、栄養が取れるため、コロナに負けない健康的な身体づくりに貢献できればと思います。

マルトモ株式会社

　1918年に瀬戸内の愛媛県伊予市で創業。創業当時は、いわしの漁獲・製造を開拓し、一括バリューチェーンを確立。戦争の混乱を乗り越えながらも、かつお節、調味料を軸に大きく成長し日本全国へ拡大した。

　社会貢献にも熱心で日本国内で食育授業を小学校や教育関係者向けに開催。子供たちに和食のおいしさの秘密、だしの力、かつお節をおいしく体験してもらっている。また、環境課題を持続的に考えている取組として、天然のくらげを土壌改良材として乾燥させた、高保水力で生分解され土に還る環境にやさしい商品「くらげチップ」を使用した森のCSV、SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALにも取り組み中。

  企業研究