【番外編】フロリダ〜マイアミ&キーウェスト | H.I.S.オススメ オトナの旅|寒いトロントをいざ脱出!カリブ海特集

【番外編】フロリダ〜マイアミ&キーウェスト | H.I.S.オススメ オトナの旅|寒いトロントをいざ脱出!カリブ海特集

12月に入り、冬本番を迎えたトロント。クリスマスの雰囲気に街が染まる中、やはり暖かい旅行先を皆さん探されているのではないだろうか。
 今回はアメリカのリゾート地、フロリダ州マイアミとキーウェストをご紹介。

 別名Sunshine Stateとも呼ばれるフロリダ州は年間の平均気温が20度前後と、1年を通して温暖な気候であり、カリブ海の国からの移民が多く、街ではスペイン語が頻繁に飛び交っている。トロントからは直行便で約3時間のフライト、家族で楽しめるアミューズメントパークが多数ある。

 フロリダ州の玄関口オーランドから南に位置するマイアミは多数のセレブが別荘を構えるほど全米でも人気のビーチリゾートだ。


 マイアミに到着し、やはり一番の醍醐味はなんといっても海。まぶしい太陽の日差しと白い砂浜、そして見渡す限りの青い海、皆さんが思い描くビーチリゾート地そのままの光景ではないだろうか。主な観光地は大西洋に沿って南北に延びた細長い島、俗にいう〝マイアミビーチ〟に集合しており、海沿いに多々リゾートホテルが立ち並ぶ。夜になるとホテルのネオンが街を覆い、大人の雰囲気を醸し出している。日中にビーチで思いっきり遊んだ後、夜はドレスアップして夜の街に繰り出してみてはいかがだろうか。

 思う存分海を満喫したらレンタカーを借りてショートトリップ。マイアミに来たら外せない観光地の一つがエバーグレース国立公園。フロリダ半島最南端に広がる大湿原でユネスコ世界遺産にも登録されている国立公園である。日本の四国よりも大きいと言われている広大な面積の湿地帯には数百種類の鳥や魚が生息している。


 中でもエアーボートに乗り、野生のアリゲーターを間近で見るツアーは人気のアクティビティーだ。それ以外にもハイキングをしたり、レンタルサイクルをし、公園内を散策するのもよし。終日たっぷりと満喫でき、一日ツアーにはもってこいの観光地である。

 もし時間に余裕があればぜひ行っていただきたいのがキーウェスト。マイアミから南に車で約4時間、50以上のサンゴ礁の小島から集まるフロリダキーズと呼ばれるこの一帯はマイアミから国道1号線の一本道でつながっており、その最終地点がキーウェストと呼ばれるアメリカ本土の最南端の町である。


 車が運転できない方もマイアミからキーウェストへ向かうグレイハウンド社のバスが一日2本運行しているので、ぜひ足を延ばしてもらいたい。もちろんキーウェストには空港があるので飛行機でのアクセスも可能であるが、個人的に車窓を楽しみながらの移動をお勧めしたい。

 ここキーウェストの町はとてもゆったりとした町でマイアミに比べ治安も良く、観光客も安心して滞在できる。町の中心地オールドタウンには昔ながらの家々が今でも残り、1930年〜1950年代に主に活躍しノーベル文学賞を受賞したアメリカ人の有名小説家ヘミングウェイもキーウェストに家を構え、8年ほど住んでいたとされている。その家は今でもヘミングウェイの博物館として公開されており、世界各国からヘミングウェイファンが訪れている。


 さらに、ヘミングウェイは猫好きと有名で昔飼っていた猫は指が6本あった事は有名な話である。実は今でもその6本指の遺伝子を受け継いだ猫の子孫たちがここで飼われている。

 キーウェストにはその他クルーズツアーなど、現地で申し込みができるアクティビティーや見どころが多々あるため、1泊または2泊ほど滞在し、ゆっくりと観光するのをお勧めする。

 厳しい冬が続くトロント、次のご旅行先をお探しであればぜひマイアミ、キーウェストをご検討されてみてはいかがだろう。