コロナ禍の中で迎えたカナダそしてオンタリオ州の重要局面を振り返る|COVID-19 パンデミック・カナダ

コロナ禍の中で迎えたカナダそしてオンタリオ州の重要局面を振り返る|COVID-19 パンデミック・カナダ

6月になってもカナダのオンタリオ州そしてケベック州はCOVID-19パンデミックから抜け出せていない。その間、緊急事態宣言は幾度か延長され、小中学校・高校は今年度再開されることはなくなった。3月からの重要局面を振り返ってみたい。

3月13日
トルドー首相の妻ソフィー夫人が新型コロナウイルスの検査で陽性が判明。首相は自主隔離を発表。
3月16日
トロントピアソン空港の入国管理スタッフが陽性。国境封鎖を検討。
 カナダ人、永住権以外の入国禁止決定。症状があればカナダ行き飛行機に搭乗できないことになる。
 トロント市はレストラン・バーに対して店内飲食を停止するよう要請、テイクアウト・デリバリーに限定となる。コンサート会場・映画館に続いてナイトクラブに即時の閉鎖要請。
3月17日
オンタリオ州が非常事態宣言を発令。初の死亡者も確認。
3月18日
カナダ・米国間の国境封鎖。
 エアカナダが日本行きフライトの一時運航停止を発表。
3月19日
オンタリオ州で二人目の死亡が確認。
3月20日
エアカナダやシルク・ドゥ・ソレイユが従業員の一時解雇を発表。
3月21日
学生ビザや就労ビザなど既にビザを持つ人に対して入国を認める措置。
3月22日
カナダのオリンピック委員会とパラリンピック委員会は、 東京五輪が予定通り開幕されるのであれば、アスリートを日本に派遣・出場させることを拒否することを発表。
3月23日
トロント市のほか、ミシサガ市やマーカム市などが非常事態宣言を発令。
3月25日
COVID-19の影響で失業した人に対して、緊急支援策として4ヶ月間・月額2000ドルを支給する施策CERBを発表。失業保険の申請者は100万人に近づく。
 トロント大学は2020年度の卒業式の取りやめを発表。オンタリオ州で600人を越す感染者が確認。
3月26日
オンタリオ州、レストランからお酒のテイクアウトを許可。
3月27日
企業の雇用救済策として給与の75%を補助するCEBSが発表。スモールビジネスのための4万ドル無利子融資(期限内返済で1万ドルの返済免除)緊急財政支援CEBAも伴わせて発表。
3月31日
トロント市がLGBTQ+の祭典「Pride Parade」など6月末までの主要イベント等の中止を発表。
4月2日
レストランの10軒に1軒がすでに閉店、80万件もの職が失われているとの調査結果が公表される。
4月11日
エアカナダ、一時解雇した1万6500人の再雇用を発表。
 トルドー首相、ワクチン開発まで自己隔離の規制が「New Normal」になると明言。
4月12日
3月の雇用率が過去最悪を記録。100万以上の職が失われ、7.8%の失業率となる。
4月14日
オタワの企業が新型コロナ小型検査機器を開発、保健省が使用と販売を認可(後日一部リコール)。
4月15日
CERB申請対象者の条件を緩和。月1000ドルまでの収入がある人も対象。
4月16日
緊急商業用家賃援助プログラムの計画を発表。
 エアカナダは5月に運航再開予定だったトロントと羽田間の運航中止を決定。
4月20日
大手アジア系スーパーマーケット「T&T」入店前に検温テストを導入。
 オンタリオ州、感染がピークに達したと発表。経済再開に関して「段階的で安全な」取り組みを計画していると言及。
4月23日
トロントのスモールビジネスが危機に直面。61%が3ヶ月内以内に事業終了を余儀なくされる恐れがあるとの調査結果が公表される。
4月24日
商業物件に対する75%の家賃補助支援策について、連邦政府が50%を補助することで州と合意。
4月26日
オンタリオ州、5月31日まで休校延長を決定。
4月27日
オンタリオ州、3段階に分けた経済再開のプランを発表。
4月29日
スターバックスカナダ、5月末までに多くの店舗で営業再開の計画と発表。
4月30日
トロント市、桜の季節はハイパークの閉鎖を決定。
 オンタリオ州、事業再開のガイドラインを発表。
5月1日
カナダ「National Doctor’s Day」に医療従事者へ感謝を込めてベランダや窓から多くの人が光を灯す。ナイアガラの滝も青くライトアップされた。
 トロント市、7月1日に恒例となっているカナダデーの花火など主要イベントの中止を決定。
5月4日
オンタリオ州、園芸センターや芝生や庭の整備、自動車販売(予約のみ)、洗車場、マリーナ・ゴルフコースの再開のための準備など、一部の営業活動が再開。
 フードデリバリーアプリ「Foodora」のカナダ事業が破産手続き、撤退を決定。
5月6日
オンタリオ州、5月19日まで緊急事態宣言を延長。
5月7日
カナダ・トロントの都市開発、最先端技術を盛り込んだスマートシティ構想からグーグルが撤退を表明。
5月8日
給与の75%を補填する緊急給与補助金CEBSが6月以降も継続・延長と決定。
5月11日
閉鎖していたオンタリオ州内にある州立公園と保護区を開園し、5月末まで無料開放すると発表。
5月12日
オンタリオ州、緊急事態宣言を6月2日まで延長。
 トロント夏の終わりの風物詩、移動式遊園地「CNE」が中止決定。
5月13日
トルドー首相、5月21日に期限切れとなるアメリカとの国境閉鎖の延長を検討。
5月14日
オンタリオ州、5月19日からゴルフ場やマリーナ、モール以外の小売店や建設プロジェクトの完全再開を発表。 
5月15日
月々1250ドルもしくは1750ドルのカナダの学生向け緊急支援金CESBの申請が始まる。またボランティア活動のための助成金「Canada Student Service Grant」を創設、対象となる学生に1000ドルから5000ドルの給付をすると発表。
 運休中のエアカナダ、6月2日よりトロント~羽田便を週3回のフライトで再開と発表(その後キャンセル)。
5月17日
カナダ空軍の曲芸飛行隊「スノーバーズ」医療関係者に感謝の気持ちを示す飛行中に墜落。
5月19日
オンタリオ州、経済再開の第1段階がスタート。ビクトリアデーの三連休の間にゴルフコースとマリーナが営業を再開、ショッピングモール以外の小売店やペットのグルーミングを含む関連サービス、清掃やメンテナンス、家政婦などのほか、個人によるスポーツなどが再開。
 トルドー首相、カナダと米国の国境閉鎖措置を6月21日まで延長を発表。
 オンタリオ州、小中学校と高校の学校再開を断念。
5月20日
トロント市、レストランのパティオスペースを歩道や道路に拡大する復興策を検討。
5月21日
新規感染者数はミシサガ・ブランプトン地域が増加傾向だが、トロント市では平坦・減少の傾向。
5月22日
カナダの国民的コーヒーチェーン「ティム・ホートンズ」が店内での飲食再開の準備を発表。
5月25日
オンタリオ州は新型コロナウイルスにおける本日の新規感染症例数を404件と発表。前日に報告された460件から減少しているものの、直近の金曜日が412件、木曜日441件、水曜日413件と5日連続で400件を超えており、保健当局が期待していた速度で減少はしていないとの見解を示す。
5月27日
オンタリオ州、緊急事態命令を6月9日まで延長。医療サービスの営業が再開される。