Alfred Zagloulさん
Instagram:alfreddrinkingcoffee
最近じわじわと話題を呼んでいるバンクーバーのインスタグラマー。バンクーバーで会計士として働く傍ら、自身のコーヒー愛をインスタグラム上で爆発させているアルフレッドさんは、コーヒーのレビューの仕方がとてもユニークで、フォロワー数は増え続けメディアからも注目を集めている。
必然性があったわけではなく、学生の頃に眠気覚ましにと飲み始め、その頃は今のようなコーヒーへのこだわりはありませんでした。Blenz Coffeeというブリティッシュコロンビア州のコーヒーチェーン店会社で会計士として働いたことが、その後の私の運命を変えたのです。
コーヒーにまつわる文化に興味を持つようになり、街にある色々なコーヒーショップを歩き回りました。様々な味の違うコーヒーを試していく中で、今日という1日を最高の一杯で始めることへの喜びを見出しました。その瞬間は何にも変えられない大切なひと時なのです。
インスタグラムのアカウントを作ったのは2016年9月。夏の終わりのある日、同僚たちは私が1日にたくさんのコーヒーを摂取していることに気がつきました(1日に3〜4杯は飲んでいるんです。問題があるのではと言われても仕方がないかもしれませんね。)。そうして彼らは私にコーヒーを減らせというよりは、むしろそのコーヒーへのパッションを見せるべきだよと言ってきたのです。
アイデアを出し合って、普通の会計士である僕がコーヒーのレビューをすれば面白いのでは、ということになりました。一回一回の投稿によりまとまりと情熱を持たせるべく、毎回カラフルなTシャツを着てレインボーに見えるように工夫しました。
もっとこの活動に意味を持たせようと、2017年6月にはウェブサイトを開設。インスタグラムでは書ける内容や量が限られているので、ウェブサイトではより詳しく、私が足を運んだコーヒーショップについてやコーヒーの味について分かっていただけるようになっています。
もともとはグレーのTシャツのみを着てレビューを行っていましたが、毎日同じ絵を見たいと思う人はそんなにいないだろうという事に気付きました。そこで毎日Tシャツの色を変えてみてはどうか?と同僚と話し合い、そうして閲覧者がインスタグラムをスクロールし、レインボーになっていればさらに面白いよね、という結果に行き着きました。そっちの方が単調になりがちなレビューそのものにもコントラストが生まれると思っています。
あれはクリスマスプレゼントだったんです。お気に入りのマグカップの一つですよ。もう一つ、私がマグカップを持っている写真を転写しているマグカップがあるのですが、それもプレゼントとしてもらったもので、両方ともコーヒーにはぴったりなんです。
私は基本的にはブラックで飲みます。何も加えない方が、味や香りを深く感じることができるからです。コーヒーの好みは本当に主観的なもの。ある人は苦い風味が、ある人は甘い風味が好きという人もいます。個人的にはフルーティーな風味のコーヒーが好きです。
一番は自分のお気に入りのコーヒーショップで、リラックスしながら一杯のコーヒーを楽しむことではないでしょうか。ストレスフルな日常から抜け出して、ただそのひと時をコーヒーと共に過ごすのがオススメです。
会計士としては、バンクーバーのDaily Hiveと呼ばれるデジタルメディアの会社で働いています。この仕事が大好きですし、ダウンタウンのロケーションなので新しくできたコーヒーショップを散策することができます。スーツにネクタイで9時に始まって5時に終わるというようなオフィスではないので、わりかしフレキシブルに自由に働いています。
上司はオフィス内でインスタグラムの写真撮影を許可してくれていて、同僚たちも次は何をするのかと楽しんで見てくれているようです。
正直に言うと、あまりしっかりとは考えてはいません。世界を旅して、国ごとに違うコーヒーを楽しむのもいいかもしれませんし、自分でコーヒーの焙煎から学んでみるのも面白いかもしれないですよね。
またビデオによるコーヒー紹介のシリーズを作りたいなとも考えています。これからも導かれるがままに進んでいき、私の人生がどうなっていくか楽しみでいます。