「カナディアン」は様々な人種や民族で成り立っています。アメリカでよく言われる「人種のメルティングポット(混ざって新しい文化を作る)」と違って、「自分たちの文化をそのままに、お互い仲良く暮らしましょう」という”多文化主義”がカナダです。
ホストファミリーにも様々な人種がおり、それぞれが自分達のバックグラウンドとカナダの文化を尊重した暮らしをしています。
「カナディアン家族=白人=カナダ本場の体験ができる」 という考えをお持ちの方もよくいらっしゃいますが、そもそも多文化の体験こそがカナダ、特にトロントでのホームステイ最大の魅力です。
ホームステイ先は郊外が多い
カナダ各都市、特に大都市では不動産価格が高騰しています。ダウンタウンの一戸建てとなると一億円を出しても購入できないほどです。そのため、ホームステイ先はダウンタウンから少し離れた場所にあることが一般的です。
トロントの場合、TTC(トロントの公共交通機関)圏内であれば、運賃は距離に関係なく一律のため、郊外だからといって交通費を心配する必要はありません。郊外からダウンタウンへ通学・通勤される方は非常に多いです。
シャワーは10分~15分が基本
外国では日本のように毎日湯船に浸かるという習慣がありません。ホストファミリーによってはシャワーの使用時間が決まっていることがあります。 カナダのほとんどの家庭では日本で言うユニットバスが使われています。バスルームにトイレや洗面台があるので一人が長く使用すると他の人が使えなくなってしまいます。
「10分~15分なんて無理!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れると意外と問題ありません。日本に比べてカナダは乾燥しているので髪や体を毎日ゴシゴシ洗う必要はありません。水に触れている時間が長かったり、洗い過ぎるとかえって髪や体が乾燥してしまいます。 女性はシャワー前にお部屋などで予めメイク落としをしておくと時間短縮になります。
温度調節は家単位
カナダの住宅ではセントラルヒーティングが一般的です。 セントラルヒーティングと言っても部屋によっては均一に暖まらないこともありますが、日本のように人がいる部分だけ暖める暖房と違って廊下やバスルームなど、冬は基本的に家中が暖かいです。
数年前はクーラーいらずだったようですが、ここ数年の温暖化の影響でクーラーを取り付けるお宅も増えています。 クーラーは部屋毎に取り付けるものが主流ですが比較的新しい家だと暖房同様に、家全体を調整できるものも増えています。
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日本と外国とでは様々な場面で異なることが当たり前です。ましてやホームステイ先は一般家庭ですので、家庭ごとにも異なる習慣があるでしょう。
文化や習慣、価値観の相違を体験することに異文化交流の意義があります。固定観念を持たず、柔軟な対応をすること、新しい発見を楽しむことが、より有意義にカナダ生活を送るための鍵です。
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