【25皿目】チョコレートケーキの定番ガトーショコラ|イケメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 最近なんだか雪が減ったなーと思うんですよ。僕がカナダに来たのって2008年の2月で、来た当日に空港からホームステイ先に行くまでの道のりで雪の多さに衝撃を受けたものです。実は最初から料理というわけではなく1年目は夏は芝刈り、冬は雪かきの仕事をしてて。雪かきって普通の人が起きる前にしなきゃいけないから夜中の12時に始まって終わるのがお昼ぐらい。そしてまた12時に戻って雪かき。それが3日4日続くのが普通にあって、そのときは20代だったけど流石にキツかったなー。

2月といえばバレンタインデー

 先月はアップルパイだったのでデザート続きですが、やっぱり2月はチョコレートのデザートが外せないかなと。みなさんは学生時代のバレンタインデーの思い出などありますか?僕は全然記憶にないんです。高1はブラジルにいたし、高3の2月ぐらいって学校に行ってなかった気がする。学校でソワソワした記憶が全くない

 そもそもカナダと日本ってバレンタインデーの認識が違うんですよね。日本は女の子が好きな男にチョコ渡すのが定番だけど、こっちは女性が男性にだけじゃなくて男性も女性にチョコレートを渡したりデートでいいレストランに食べに行ったり。ちなみにホワイトデーなんてものは存在しません(僕の認識では)。

チョコレートケーキの定番ガトーショコラ

 さて今回はチョコレートケーキの定番ガトーショコラ。今回のレシピは前のレストランで働いていたときに使っていたレシピをちょっと改良したものです。少ない材料でシンプルに混ぜて焼くだけ。

ワンポイント・アドバイス

 今回混ぜるときはハンドミキサーがあると便利。卵と砂糖を混ぜるときに普通の泡立て器だと少し時間がかかるので注意。ベイキングが好きだったり、よくデザートを作る方は持っていると便利かも。生クリームを混ぜるのにも役立ちます。

 ガトーショコラをそのまま食べるとちょっと食べにくい人もいるかもしれないので、そんなときは生クリームかバニラアイスを乗せて食べるとまた一段と美味しくなります。ではいいバレンタインデーを。

 ファーマーズマーケットなどに行くともっとたくさんの種類もあるので自分のお気に入りを見つけてみてね。もし料理に使うときは直接お店の人に聞いてみると良いかも。

ガトーショコラ

材料(直径23cm(9インチ)の丸型1個分)

  • ダークチョコレート 125g
  • バター 125g
  • 砂糖 100g
  • 卵 3個
  • 小麦粉 35g

つくり方

  1. オーブンを160℃で温めておきます。
  2. 型の底にパーチメントペーパーを敷いて、横の壁にバターを塗ります(焼いたときにくっつかないように)。
  3. チョコレートとバターをボウルに入れ湯煎にかけて溶かします。溶けたら湯煎から外して人肌ぐらいになるまで冷まします(湯煎は鍋にお湯を沸かして弱火にした状態で、ボウルを乗せて温めます)。
  4. 別のボウルに卵と砂糖を入れハンドミキサー(泡立て器)で白っぽくなるまで混ぜ合わせます。
  5. 溶かしたチョコレートミックスを2回に分けて入れてゴムベラでよく混ぜます。
  6. 小麦粉をダマにならないようにふるいながら加えて引き続きゴムベラでよく混ぜます。混ざったら型に流し込み、ゴムベラなどで平らにします。
  7. 温めたオーブンで30分から35分焼きます。焼けたら中心に竹串を刺してみて何もついてこなければ完成。焼けたらすぐには取り出さず、粗熱が取れたら取り出してください。
  8. トッピングで粉砂糖、アイスクリーム、チョコレートソースやドルセデレチェなどを付けて食べるともっと美味しくなります。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!