【21皿目】一度は作ってみたい「ターキー」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 いよいよ10月になりサンクスギビングを過ぎるともう今年も終わりな雰囲気に。僕はいつもサンクスギビングの週末に誕生日を迎えるので毎年毎年忙しいままに歳を重ねていく…

 今回はこの時期から年末にかけてよく調理されるターキーについての話をしましょう。

一度は作ってみたい「ターキー」

 海外に住んでると一度は調理してみてもいいかなと思うけどなかなか手が出ないそんなターキー。まずは重さですが、だいたい1家族4〜5人で食べるなら5lb(約2㎏)ぐらいのものがちょうどいいと思います。ちょっと小ぶりですがターキーだけではなく他の料理のことも考えるとそれぐらいが食べやすく調理しやすいです。

 その大きさを目安に6人だったら8lb(3.5㎏)、8人だったら倍の10 lb(4㎏)と人数によって大きさを調整してください。

ワンポイント・アドバイス

 ターキーを調理すると胸肉がドライになってしまうことがよくあります。

 ドライになってしまう一番の理由はオーブンでの調理時間が長過ぎること。これは胸の肉と脚の肉を同時にそのまま焼いてしまうと、どうしても脚の付け根や肉が厚い部分の火の通りが悪いので胸の肉に火が入り過ぎてしまいます。ベストな方法としては両足の肉を切り離して別々に焼く方が胸肉も脚の肉もちょうどいい感じに焼けます。

 もう一つの方法としては「Brine」といって塩水に漬けてから焼く方法。塩水に漬けることによって味や香りが肉に入ってしっとりとした仕上がりになります。

 焼くときには肉の一番厚いところが最低でも74℃になるまで焼いてください。これはチキンなどにも言えますが食中毒を起こす原因となるサルモネラを無くすためです。チキンやターキーはサルモネラという菌を持っていて生や火が通っていない状態で食べると食中毒の原因になるので注意。チキン類を触ったら絶対に手を石鹸で洗ってから他のものを触るようにしてね。

 今年はターキーから解放されるー!!

turkey

材料(Brine液)

  • 水 4リットル
  • 塩 1.5カップ
  • ブラウンシュガー 1カップ
  • ニンニク 5片
  • レモン 2個(半分に切る)
  • ローズマリー 適宜
  • タイム 適宜

つくり方

  1. オーブンを180℃(350°F)で予熱します。
  2. ターキーの脚の肉を切り落とします。そのまま骨を取って焼いてもいいですが、凧糸で縛ってから焼いてもOKです。
  3. ターキーの皮面にオイル、塩糊料をしてオーブンに入れます。
  4. 調理時間の目安…【胸肉】 5lbのもので約2時間、1lb増えるごとに目安として15分足してください。【脚の肉】 45分から1時間。

* あくまでも調理時間は目安なので、肉の一番厚い部分の温度が74℃になるまで火を通してください。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!