【18皿目】ファーマーズマーケットで手に入るコーンを使ったコーンクリームパスタ|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 いよいよカナダデーも過ぎて夏らしい日が続きますが、トロントの夏の楽しみと言えばお祭りやパティオだけではないんです。僕のオススメはファーマーズマーケット!!トロントの市内にも所々に出てたりしますが、Evergreen Brick Worksなんかに行ってみるのもオススメです。オタワなんかでも土日は街の真ん中でファーマーズマーケットが開かれていたりと夏には欠かせないイベントの一つです。

St Jacobs Farmers’ Market

 せっかくだし遠出してみようと思う方は、ぜひ「St Jacobs Farmers’ Market」に行ってみて!!トロントから車で1時間半ぐらいかかるけど一見の価値あり。たくさんのFarmerが集まってたくさんの野菜や果物を売っています。産地直送だからとても新鮮でしかも安い!野菜だけじゃなくてサラミやチーズ、手作りの小物なんかも出していたりするので全然飽きません。

 そしてファーマーズマーケットを見終わったらそこから30分ぐらいでEloraに行ってお昼を食べるのもいいかも。Eloraという街は度々TORJAさんでも取り上げてますが、渓谷沿いにある小さい街で「海外」を感じられるとてもおしゃれな街です。観光スポットもたくさんあるのでそちらにもぜひ足を運んでみてください。

コーンクリームパスタ

 今回の料理はそんなファーマーズマーケットで手に入るコーンを使います。マーケットで買うとたくさん手に入るので焼いてみたりスープにしたり。だけど今回はクリームパスタを紹介します。

ワンポイント・アドバイス

 スーパーで買うのと何が違うの?って思う方。抜群に「甘み」が違います。生のまま味見をしても全然違いますが、コーンは火を入れると余分な水分が飛ぶのでもっと甘みが凝縮されます。実はここでポイントなんですが、コーンの芯の中にもコーンの香りと旨味がたくさん詰まっています。ソースを作るときはコーンを取った後の芯も一緒に入れるとより香りが強いソースができるのでお試しあれ。

Corn cream Pasta

材料(2人前)

  • とうもろこし 2本
  • クリーム 400ml
  • ベーコン 2枚(お好みで)
  • バター 大さじ1
  • パスタ(オススメはソースが絡みやすいFusilli) お好みのもの 2人前
  • パルメザンチーズ 適量
  • パセリ 適量

つくり方

  1. とうもろこしの粒を包丁で切り落とします(この時にまな板の上ではなく、ボウルやバットの上にとうもろこしを立てて切ると散らかりにくいです)。
  2. 芯の部分を3等分に切り、手鍋に入れてクリームを注ぎます。注いだらひとつまみほど塩を入れ、中火で沸騰させ焦がさないように弱火に落として2/3から半分ぐらいになるまで煮詰めて濃度を出します。
  3. ベーコンを1cm間隔で切ります。切ったベーコンをフライパンに入れ中火で2〜3分炒めます。火が通ったらバターを入れ、泡立ってきたらコーンの粒を入れて塩胡椒をしてコーンが柔らかくなるまで中火で炒めます。
  4. クリームの中にある芯を取り除いて、フライパンにクリームを注ぎ一度中火で沸騰させて具とクリームを馴染ませます。
  5. パスタを茹で、ソースの中に入れて絡ませたらコーンクリームパスタの完成です。トッピングでパルメザンチーズ、刻みパセリを乗せてお召し上がりください。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!