【8皿目】ビールのお供に欠かせない「Honey Garlic」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

肉も魚もすべての食材の値段が上がっている?!

 柄にも合わずいきなり真面目な話をしていいですか?最近、肉の値段上がってない?むしろ肉だけじゃなくて魚の値段も上がってるよね?というか全部?

 実はこれにはコロナが原因になっていてファームが打撃を受けているから必然と値段が上がっているって知ってましたか?これはカナダだけではなくてアメリカでも深刻です。そのアメリカの肉の値段が上がっているから日本の外食産業も影響を受けて値上げをせざるを得なくなっている状況です。

 え?カナダですか?気付いてる人もいるかもしれませんが、多分ほとんどのレストランやバーなんかの値段も少し上がっています。上げざるを得ない状況になっていると言うべきか…レストランで働く側の人間としてこれを読んだ人だけでもご理解いただければと思います。

大人気!「ハニーガーリック」

 さて今回の料理はトロントにいる方ならほとんど口にしたことある料理です。バーに行ったらどこにでもある定番で日本人にも大人気ハニーガーリック。バーに行くとチキウィングを頼むんだけど、たくさん味があって分からなくて冒険するのが怖かったり、僕的にはタバスコの酸味が嫌いなので結局ハニーガーリックに落ち着きます。

 実はこの料理は日本に帰ってしまったカナダのワーホリ同期の子から「日本で食べたい」とリクエストをもらいました。

ワンポイント・アドバイス

 この料理って日本人には作りやすい…はず!!基本的には照り焼きと同じ作り方で材料もシンプル。ソースを別に作っても美味しいですが、チキンをフライパンでこんがり焼いてから一緒に煮込むことによってチキンの旨みがソースに溶け込むので一緒に煮込みながらソースを煮詰めるのがオススメ。

 チキンは胸肉、もも肉、ドラムスティックどれでも美味しく食べられます。味が重いなと思ったら少しだけビネガーを足したり、タバスコ(僕のオススメは緑のタバスコ)を足すと味が変化してまた美味しく食べられます。ぜひご家庭でもハニーガーリックお試しあれ。

「Honey Garlic」

材料(2人分)

  • チキン ドラムスティック 4本 
  • 小麦粉 大さじ2
  • ハチミツ 1/3カップ
  • ニンニク 4片
  • 水 1/4カップ
  • ビネガー 大さじ1
     *ビネガーの種類はなんでもOK
  • 醤油 大さじ1

つくり方

  1. チキンにオイルを塗って塩胡椒で下味をつけます。下味をつけたら小麦粉を全体にまぶします。
  2. フライパンにオイルを入れ強火であたため、軽く煙が出てきたらチキンを入れ全体に焼き色をつけます(この時にステンレスのフライパンでもいいですが、くっつきやすいので不安な方はテフロンを使ってもOKです)。
  3. 焼き色がついたら火を中火に落として、水を一番最初に入れます。そしてガーリック、ハチミツ、ビネガー、醤油を入れます。
  4. 中火のままソースを煮詰めつつ、チキンに火を通していきます。
  5. 半分ぐらいまで煮詰めてチキンにソースがのるようになったら完成です。
      余ったソースはまた次回にも使えるので無駄にしないでね。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!