【6皿目】夏にオススメ「genovese Pasta」|イケメン・イクメン・フレンチシェフが教えるカナダでクッキング

 やっとコロナの在宅命令が解けて徐々に街にも活気が戻ってきそうな感じで、カナダの長い冬が来る前に全力で遊ぶ準備運動は完了していますか?僕は準備運動期間が長過ぎて燃え尽きている感は否めません。

 さて、去年の夏もみんな外に出られらなかったせいか、住宅地を通ると庭いじりをしている人をたくさん見かけるようになり、ガーデンセンターは例年になく去年今年ととても混み合っていました。この夏の在宅期間を機に庭が豪華になったのはうちだけではないはず。僕も昔の記憶を辿りお父さんから教えてもらった(ただ見てただけ)を駆使し、裏庭に倉庫を作ったりパティオを作ってみたりしました。

 そんな中でも去年は息子と一緒 に裏庭にハーブガーデンを作りました。ハーブってたまに使うけど買っても量が多いからそんなに使わなくて悪くなっちゃうことがほとんど。だったらいっそのこと裏庭に植えてしまえば 自分の好きな時に自分の好きな分だけ使えると。たまにキッチンで栽培してる人も見かけますね。

ハーブの種類は大きく分けると2種類

 ハーブには大きく分けると2種類あります。「フレッシュな状態で使うもの」「ローストや煮込みに使う物」
 フレッシュで使うハーブには、パセリ、バジル、ミント、チャイブ、タラゴンなんかがありますが、この種類のハーブは火を入れると色が変わってしまったり香りが飛んでしまったりするので料理の最後に使うようにしてください。

Genovese Pasta

 今回はそんなフレッシュなハーブがたっぷりな女性に大人気のペストソースを使ったジェノベーゼを紹介します。ジェノベーゼとはイタリアのジェノヴァが発祥のパスタで、現地でとれるバジルや松の実、オリーブオイルをすり潰して作ったペストソースを使ったパスタです。

ワンポイント・アドバイス

 ペストソースを保存する時には酸化して色がかわりやすいので、表面を薄くオリーブオイルで膜を張ると酸化せず長持ちします。簡単で美味しいのでぜひ試してみてね。

「genovese Pasta」

材料(4人分)

  • バジル 40g
  • ニンニク 2個
  • パルメザンチーズ 1/2カップ
  • 松の実(Pinenuts) 1/3カップ (好みでトッピング用にも)
  • オリーブオイル 2/3カップ
  • 塩コショウ
  • 好みのパスタ (写真ではニョッキを使用しています)

トッピング用

  • ベーコン 3〜4枚
  • 松の実
  • パルメザンチーズ

つくり方

  1. オーブンを170°Cに設定して、松の実を4〜5分トーストします。軽く色づいたら冷まして使います。
  2. バジルは葉っぱの部分だけ使います。バジルの葉を茎から全部とったらフードプロセッサー(もしくはブレンダー)に入れます。
  3. 残りのニンニク、パルメザンチーズ、松の実(トーストして冷めたもの)、オリーブオイルをいれ細かくなるまで混ぜまず。
  4. 細かくなったら最後に塩胡椒を軽くひとつまみぐらい入れて混ぜ、味見をしてください。
  5. ベーコンは小さく切り、フライパンで弱火で炒めカリカリにします。
  6. パスタを茹で、茹で上がったらベーコンを調理したフライパンに入れてベーコンと一緒に軽く混ぜます。
  7. 最後に火を止め、ペストを入れて混ぜたら完成です。*ペストは火を入れると色が変わってしまうので、火を止めてから混ぜるようにすると色鮮やかに仕上がります。

こちらのレシピはYouTube「Kitchen A Yoshi海外で料理」でも作り方を紹介してるのでCheck!