【11月2日（日）カナダ日系文化会館（JCCC）】日本茶祭り2025 見どころガイド｜特集「日本茶祭り2025 見どころガイド」

第三回日本茶祭り

開催日時： 2025年11月2日（日）
時間： 10:30 am to 6:30 pm
場所：カナダ日系文化会館（JCCC）
チケット：$20+tax
HP： https://www.nihonchacanada.com

Instagram：: nihonchacanada

先着1500名様にオリジナルトートバッグをプレゼント！

昨年2024年、「第二回日本茶祭り」にはおよそ1300名が来場し、49のベンダーが集う盛大な一日となった。日本茶をはじめ和菓子や茶器、着物や雑貨など多彩な出店が並び、訪れた人々は試飲や体験を通じて日本文化の魅力を存分に味わった。裏千家による茶席、茶花や陶芸のワークショップなど、学びと体験が融合したプログラムも大盛況。和菓子とともに抹茶を楽しむ静かなひとときは、多くの人々にとって忘れられない体験となった。
その熱気と余韻を受け継ぎ、今年2025年11月2日、いよいよ「第三回日本茶祭り」が開催される。さらなる広がりと深みをもって、日本茶がもたらす癒しと学び、そして文化の出会いを楽しめる一日となるだろう。

【第二回目のイベントの模様はこちらから！】

「日本茶とカナダ、文化で繋がる新しい絆」第二回日本茶祭り、大盛況のうちに幕を閉じる｜第二特集「日加交流特別イベント」

1. コミュニティーを象徴するベンダーたち

今年も50近いベンダーが一堂に集結。注目すべきは、そのうち約90％が第一回、第二回から連続出店している点だ。日本茶祭りが「お茶のコミュニティー、日本文化のコミュニティの場」として定着している証といえる。

来場者を意識して新商品や新メニューを用意するベンダーも多く、茶好き・日本好きの本物志向な来場者の期待に応える準備は万全だ。

2. 手揉み茶職人比留間嘉章さんのデモンストレーション

第一回から多くの人を魅了してきたのが、生茶の手揉みデモンストレーション。今年も茶工房比留間園の比留間嘉章さんが三度目の来加を果たす。日本でも滅多に見られない貴重な技を間近で体験できる絶好の機会だ。さらに今年は販売会も実施予定。職人の手から生まれる茶葉を直接手に入れられるのは、お茶ファンにとって大きな楽しみとなるだろう。

【インタビュー】

【今年もカナダで「手もみ茶」のデモンストレーションを予定】手揉み茶の匠茶工房比留間園・比留間嘉章さんに聞く「手もみ茶」の魅力｜第一特集

3. 和菓子職人村田崇徳シェフによる練り切り実演

日本茶に欠かせない和菓子。今年も和菓子職人の村田崇徳シェフが日本茶祭りに合わせて来加し、和室前で練り切りのデモンストレーションを披露する。試食もできるうえ、今年の茶道席で提供される和菓子はすべて村田シェフが担当。茶道体験と合わせて大きなハイライトとなりそうだ。

【村田シェフのインタビュー】

フランス在住和菓子職人村田崇徳シェフに聞く「和菓子と日本茶が結ぶ文化と思い」｜特集「日本茶祭り2025 見どころガイド」

4. 書道とアートの融合

書道家・前田典子先生が率いる「書道カナダ」の協力により、会場2階には書道展と体験コーナーが設置される。茶席の掛け軸に用いられる禅語を自ら書き、お土産として持ち帰ることができる。さらに毎年人気のトートバッグも、前田先生の書をつかい、ニューヨークに拠点をおくアーティスト＠little_a_architectureが手掛ける。今年は「三回目」にちなみ三つの円相をあしらった限定1500袋。ニューヨーク拠点のアーティストとのコラボで生まれたデザインは、日常使いにも映える一品だ。

5. 茶道体験

最も人気の高いプログラムが「茶道体験」。毎年チケットは真っ先に完売する。今年は一階の和室に加え、二階には御園棚を用いた「立礼席（りゅうれいせき）」を新設。近代日本で外国人来賓向けに考案された、椅子に座って楽しむ形式の茶席だ。和室と立礼席、それぞれの趣を味わえる。

6. 主催者・吉田桃代さんのコメント

日本茶祭りをきっかけに、文化団体同士の交流も年々活発になっているようで、嬉しく思っています。
関わるすべての人に共通してるのは、『日本が好き』『文化が好き』『お茶が好き』という純粋な想いなような気がます。
その想いの結晶が集う『第三回日本茶祭り』を、2025年11月2日、日系文化会館にて開催します。是非、「日本」を味わいに来てください！