カナダ政府は企業が一時解雇した労働者を再雇用できるよう賃金に対する緊急財政支援制度を発表。
これまで3月に30％減収した企業を対象としていたが、15％超の減収を対象に拡げたことにより、
エアカナダは先日までに新型コロナの影響により一時解雇としていた1万6500人を再雇用する見通しだという。
エアカナダ フライトアテンダントなど5100人以上を解雇 シルク・ドゥ・ソレイユも95%の団員をレイオフ
この緊急財政支援制度は3月15日に遡って適用され、6月6日まで減収した企業の給与の75％を政府が補償するというもの。
近々議会で承認される見通して、その後申請手続き等の詳細が発表される。
カナダでは4月9日より、スモールビジネス・中小企業を対象とした財政支援策（期限内に返済をすれば25%の返済が免除という4万ドルの無利子融資）CERBを開始し、経営難や家賃、オペーレーションコストに苦しむビジネスの救済をスタートしている。
