失業者や収入が減った人に対して、最高28週間・月2000ドルが給付されてきた支援金制度「CERB」は今月で終了
ジャスティン・トルドー首相は23日記者会見を行い、カナダ連邦政府は新型コロナウイルス・パンデミックで影響を受けている企業を継続して支援すべく、現在12月まで延長が決まっている緊急給与助成制度「CEWS」（Canada Emergency Wage Subsidy）を来年の夏まで延長すると発表した。
同制度はカナダが緊急事態宣言を発令した直後の３月から始まり、従業員一人当たりの給与の75%(上限あり）を補助する制度で、8月以降は仕組みが変わり補助金の割合は売上等によって変動があるもののパンデミックに苦しむ企業やスモールビジネスの存続と雇用を大きくサポートしてきた。
COVID-19 remains a serious health threat. And with the number of cases rising, we need to double down on our efforts to limit the spread. Watch live as I speak about what you can do to stay safe – and how we’ll be there to help: https://t.co/0Fey9Luwp9
— Justin Trudeau (@JustinTrudeau) September 23, 2020
会見でトルドー首相は懸念される第二波の注意を呼びかけるとともに新型コロナウイルスの対策の強化と個人そして企業に向けて中長期的な経済的支援や環境分野等での新たな雇用創出の考えを述べるとともに、9月27日から開始される簡略化されたEI(雇用・失業保険)システムと3種類の新しい公的補助プログラムの充実等について語った。
