アメリカより消費量が多い○○とは?カナダ人さえも知らないカナダの秘密20

アメリカより消費量が多い○○とは?<br/>カナダ人さえも知らないカナダの秘密20

カナダのこと | VNAJA
カナダ人も知らない(かもしれない!?)カナダの秘密を一挙公開!!
世界で2番目の面積を誇るカナダ。カナダ滞在期間がまだ浅い方も長い方も、カナダについてどれくらいご存知だろうか。カナダには実はカナダ人も知らないあんなことやこんなことが沢山隠れているのだ。建国150周年を迎える今、現地人も知らない事実を編集部が発掘します!

1. 世界初!100万ドル硬貨を製造
2. エイリアン上陸も夢じゃない?世界で初めてのUFOランディングパッド
3. 世界一長い!カナダの海岸線
4. 寒いところがお好き?世界のホッキョクグマのほとんどはカナダに生息している
5. カナダ代表ルーニー通貨!なんとアイスランドに流通しかけていた!
6. やはりカナダは世界有数“滝の都”だった!
7. 天然の恵?!カナダの氷山からあの有名ウォッカが製造されていた
8. あの超有名食品会社のおかげ?世界フライドポテト供給量の1/3はカナダが占めている!
9. みんな意外と知らない!アラスカがカナダ領土であったことは一度もない
10. 衝撃!マニトバ州には世界一多いヘビの棲家がある
11. 栄養満点!カナダはレンズ豆の輸出が世界NO.1
12. 新競技?!毎年伝統のバスタブレース
13. なんだか怪しい?!世界一地下深い研究所がある
14. 甘〜い誘惑!人口1人に対するドーナッツショップの数が世界1位
15. 世界中の子ども達の味方!サンタクロースはカナダの市民権を持っている
16. 国民食クラフトディナーの消費量がアメリカを上回る!
17. カナダ人驚愕!世界最長の滝はナイアガラの滝ではなかった
18. 国を凌駕するほど!?超ビッグな国立公園
19. ティラノサウルスがいっぱい?恐竜研究の最先端
20. 動物に優しい国カナダ!動物のための世界一安全なハイウェイ

1. 世界初!100万ドル硬貨を製造

カナダのこと | VNAJAROMに展示された100万ドル硬貨 ©Maia Cowan

2007年にカナダ造幣局は世界初の100万ドル硬貨を製造した。重さ100kgの純金でできたその硬貨は希少価値が高く、同年10月には世界ギネス記録にも認定され、現在までカナダ国内のみならず、海外からも含め5人の投資家がその硬貨を購入した。Royal Canadian Mint、そしてトロントのRoyal Ontario Museumにも展示があるのでぜひ一度見てみてほしい。

2. エイリアン上陸も夢じゃない?世界で初めてのUFOランディングパッド

カナダのこと | VNAJA世界初UFO Landing Pad ©Nathaniel Smith

アルバータ州のSt.PaulにあるUFOランディングパッド。1967年に街の観光スポットとして作られたこの場所は世界で初となるUFO着陸場なのだ。パッドの隣には観光客向けのインフォメーションセンターがあり、UFOの写真などを見ることができる。UFOやSFが好きな方はぜひ訪れてみてほしい。

3. 世界一長い!カナダの海岸線

カナダのこと | VNAJAカナダの美しい海岸線 ©Rob Romard

実はカナダの海岸線は世界一長いと言われており、その長さはなんと202,080km。2位のインドネシアの54,716kmと比べるとはるかに長い海岸線であることがわかる。もしも一度も休息をとらずにカナダの海岸線を歩き続けた場合、回りきるのにおよそ4年半かかると推定されている。

4. 寒いところがお好き?世界のホッキョクグマのほとんどはカナダに生息している

カナダのこと | VNAJAカナダはホッキョクグマの楽園なのかもしれない

世界に生息しているとされる25,000頭のホッキョクグマのうち、カナダには15,500頭のホッキョクグマが生息しており、その割合は約60%である。特に自然が豊かでクジラやオーロラも見られるというマニトバ州チャーチルには、過去にはホッキョクグマの生息数がそこに暮らす住人の数を上回ったこともあるのだそう。

5. カナダ代表ルーニー通貨!なんとアイスランドに流通しかけていた!

カナダのこと | VNAJAカナダ硬貨 ©KMR Photography

2008年、アイスランドは深刻な金融危機に陥った。その後の経済対策として、通貨をクローナから他国の通貨を導入する案が提案され、候補国の中にカナダのルーニーが挙がっていたという。カナダとアイスランドの経済動向が同調していると考えられていたことや、カナダにはアイスランド系カナダ人が約20万人住んでいるという事実から採用案がでていたようだ。

6. やはりカナダは世界有数“滝の都”だった!

カナダのこと | VNAJATiffany Falls taken in 2009 ©Tom Flemming

鉄鋼業で栄えたオンタリオ州ハミルトンには100以上もの滝が存在している。実際にハミルトンは“滝の街”とも呼ばれているらしい。これは誰かが勝手に言っているのではなくて、最近では周知の事実となりつつあるようだ。ハミルトンを東に行けば誰もが知る巨大なナイアガラの滝もあり、各州に存在する小さな滝も含めば、その総数は計り知れない。やはりカナダは滝の都だった。

7. 天然の恵?!カナダの氷山からあの有名ウォッカが製造されていた

カナダのこと | VNAJA氷山からウォッカを製造している ©Iceberg Vodka

リカーショップでIceberg Vodkaを見たことはないだろうか?世界で唯一、氷山を使って作られているウォッカである。ニューファンドランド・ラブラドール州の東海岸、アイスバーグ・アリーで採取した氷をオンタリオ州で加工、蒸留工程は三度に及ぶ。ウォッカ好きなあなた、キリッと美味しいカナダ産天然氷山のウォッカをぜひ一度ご賞味あれ。

8. あの超有名食品会社のおかげ?世界フライドポテト供給量の1/3はカナダが占めている!

カナダのこと | VNAJAMcCainのフライドポテト

フライドポテトで有名な大手食品会社McCain Foodsが誕生したニューブランズウィック州にある小さな街、フローレンスビル=ブリストル。今や世界で供給されるフライドポテトの3分の1の供給量を誇っているようだ。レンジでチンすればいつでも美味しく食べれるMcCain Foodsのフライドポテトはついやみつきになってしまう一品。夜中のビールのお供にも最高。

9.みんな意外と知らない!
アラスカがカナダ領土であったことは一度もない

カナダのこと | VNAJAアラスカの大自然 ©JLS Photography – Alaska

多くのカナダ人がアラスカはカナダがアメリカに売却した土地だと誤解している。歴史上、アラスカがカナダの領土になったことは一度もなく、1867年、当時アラスカを所有していたロシアが720万ドル(2016年現在の貨幣価値ではおよそ1億2300万ドル)でアメリカに売却したことがきっかけでアメリカ領土となった。

10. 衝撃!マニトバ州には世界一多いヘビの棲家がある

カナダのこと | VNAJANarcisse Snake Dens ©Kyles Schappert

マニトバ州ナルシス・スネーク・デンズには赤ガーターヘビが数多く生息しており、その数は世界一とされている。赤ガーターヘビは体長約60cmのヘビで主に北米東部によくみられる種類だ。このスポットではすさまじい数のガーター蛇が見られることで有名。4月後半から5月の始め頃と9月の上旬が見頃だそう。ヘビ好きな方はぜひ足を運んでみよう。

11. 栄養満点!カナダはレンズ豆の輸出が世界NO.1

カナダのこと | VNAJA袋詰めのものから缶のNo Nameブランドまで

カナダは世界で最も多くレンズ豆を輸出している。世界全体の供給量の約17%の量を生産しており、主にインドやトルコに輸出している。形状がレンズのような形をしていることからレンズ豆といわれるこの豆。日本ではあまり聞きなれない名前だが、デトックス効果や骨の健康を保つためのビタミンKを豊富に含むなど栄養価が高い。スープやカレーに入れて食してみたい。

12. 新競技?!毎年伝統のバスタブレース

カナダのこと | VNAJA上:バスタブでもスピードと迫力は満点。左下:象徴とも言える大きなバスタブ ©Nanaimo Bathtab Race

ブリティッシュコロンビア州ナナイモでは1967年から毎年7月にバスタブレースが開催されている。もともと、ナナイモの観光誘致を目的に当時の市長の発案で始められた。エンジンを搭載したバスタブに乗って速さを競うこの大会は世界大会で今年で51回目を迎える。毎年多くの見物客で賑わい、ナナイモの主要イベントの1つでもある。

13. なんだか怪しい?!世界一地下深い研究所がある

カナダのこと | VNAJA左:SNOLABの地下通路 右:スケールの大きな研究が行われていることは確かだ ©SNOLAB

オンタリオ州の北東部に位置する地域最多の人口を誇る都市サドバリー。この街の地下深く2kmほど潜ったところにはSNOLABと呼ばれる地下物理研究所がある。この物理研究所は世界で1番深いところに位置すると記録されており、研究を通じて社会に貢献する目的で設立され、暗黒物質や超新星の研究が行われている。

14. 甘〜い誘惑!人口1人に対するドーナッツショップの数が世界1位

カナダのこと | VNAJAショーケースには甘い誘惑が

ドーナッツはアメリカ人の方がよく食べると思っている方が多いかもしれないが、実はカナダの方がよく食べられている。考えてみれば街のいたるところにはTim Hortonsがあるカナダ。店内には様々な種類のドーナッツがリーズナブルな価格で販売されており、やはり国民的スイーツと呼べるのかもしれない。

15. 世界中の子ども達の味方!サンタクロースはカナダの市民権を持っている

カナダのこと | VNAJA世界中の子供たちに愛されるサンタクロース

この事実に驚く方も多いのではないだろうか。遡ること、1980年代より、サンタはH0H 0H0という特殊な郵便番号を持っており、それが示す場所はモントリオールのどこか。そして2008年サンタはカナダの市民権を取得。子どもたちから届く点字を含む様々な言語で書かれた手紙には必ず返事を送り、夢を与え続けているという。

16. 国民食クラフトディナーの消費量がアメリカを上回る!

カナダのこと | VNAJA国民食クラフトディナーのマックアンドチーズ

マックアンドチーズでおなじみのクラフトディナー。実はアメリカ人よりもカナダ人の方が55%消費量が多いのだという。電子レンジで作れてしまうというとても簡単な調理方法で、子どもが始めて自炊するのがクラフトディナーと言われているほどだ。カナダのグループ、The Barenaked Ladiesの歌詞にも登場するくらいであるからこの事実は納得もの。

17. カナダ人驚愕!世界最長の滝はナイアガラの滝ではなかった

カナダのこと | VNAJADella Falls ©katbrine from instagram

ナイアガラの滝は世界最長の滝と思われがちだが実は違う。世界最長の滝はバンクーバー島にあるデラフォールズで長さは440m。長さは及ばなかったものの、ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境をまたいでおり、水量は世界最大規模を誇る。カナダ側はその形状が馬蹄形であることからHorseshoeともよばれている。

18. 国を凌駕するほど!?超ビッグな国立公園

カナダのこと | VNAJA国を超えるほど大きいWood Buffalo National Park ©Parks Canada

広大な土地を持つカナダは国立公園を数多く保有し、その敷地も広い。全国立公園のうち30は、国家1つ分の面積よりも広いと言われているほどだ。中でも特に大きいのが、アルバータ州にあるWood Buffalo National Park。デンマークやスイスの面積よりも広いとされている。機会があればそこを訪れてその広さを実感してみたい。

19. ティラノサウルスがいっぱい?恐竜研究の最先端

カナダのこと | VNAJA発掘場所

アルバータ州の州立恐竜公園は恐竜の骨が発掘されたり、恐竜時代の研究が行われておりユネスコ世界遺産に登録されている。バッドランド渓谷の中心ドラムヘラーでは実際に化石が今でも発見され続けている。博物館には実際の化石が展示されていたり、親子で参加できる恐竜に関するツアーなども行われているので、恐竜や化石に興味がある方は見逃せない。

20. 動物に優しい国カナダ!動物のための世界一安全なハイウェイ

カナダのこと | VNAJA©Gator Dave

Banff National Parkに走るハイウェイには動物専用の歩道橋がある。この歩道橋はコヨーテ、オオカミ、ヘラジカなど多種多様な動物によって使われている模様。2014年にはBunff National Parkの東側からYoho National Parkの境目にかけて、動物専用の歩道橋が6本、地下道が38本建設され、非常に動物保護に熱心なことが伺える。ちなみにオンタリオ州はこの動物専用歩道橋を2012年に初めてハイウェイ69に建設した。